こんにちは!スポーツコンサルタントの松原です!
今回も私の記事をご覧になっていただき本当にありがとうございます。
さっそくですが、この記事をご覧になってくれているあなたは、
「子供にサッカーを教えたい!」
といったお気持ちを持たれている方なのかもしれませんね。
とはいっても、
「今までにサッカーをしたこともないし、どのように子供にサッカーを教えていいのかわからない」
といったサッカー未経験のお父さんやお母さんもいるかもしれません。
もちろん、サッカー経験はあるけど、ちゃんと子供に対するスポーツの良い教育方法を学びたいといった方もいるかもしれませんね。
私はそのようにしっかりと子供に対してのスポーツ教育を学ぼうとしている親御さんは本当に素敵な方だと思います。
というのも、私は10年近くJリーグ下部組織チームにてサッカー指導をさせていただいてきたのですが、やはり、子供のスポーツ教育というものは非常に難しいものであるといったことを強く感じてきました。
そして、大人の子供に対する教育次第で、子供は良くも悪くもなってしまうといったことを身をもって感じてきたといったことも紛れもない事実です。
だからこそ、お子さんのスポーツを応援する親御さんも子供のスポーツ人生をより良くしていくための教育方法は最低限学ぶべきことなのだというふうに思っているのです!
特に、私は子供がまだ幼少期であるのならなおさらサッカーは親がまずは教えてあげることであると思っています!
実際に、最近話題の久保建英選手。
彼も幼少時代から親御さんの正しい教育によって育ったといわれている選手の一人です。
そう、お子さんのスポーツ上達のために正しい教育方法を本当に学ばれ、そして実践してきたと言われているのです。
画像出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180816/813499.html
ですので、今回は、
「子供にどのようにサッカーを教えてあげたらよいのか?」
といったあなたのために、
基本となる子供のサッカー教育
についてシェアさせていただきたいと思います!
今回の記事の内容をしっかりと意識してお子さんと一緒にサッカーを楽しんでいただければ、お子さんのサッカーはみるみる上達していくことは間違いありません!
なので最後まで集中して読んでいただきたいと思います!
ではさっそくはじめていきましょう!
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1.サッカーだけを教えない!
まず、これからお子さんにサッカーを教えるぞ!と気合の入っていることは分かりますが、その前にちょっとこれだけは理解しておいていただきたいことがあります!
それは、
幼少期の子供にサッカーだけをさせないで!
ということです!
というのも、この日本の風潮なのか、何かを覚えさせるためにより早い段階で特定のスポーツをさせてしまうといった考えが非常に強いように感じます。
もちろんそれも100%間違っているわけではありません。
とはいえ、実はそれは危険な行為なのです!
なぜなら、子供が幼少期である場合、6歳ごろまでに約80%の神経系が発達すると言われているのですが、その場合に、ある特定の動作だけをしてしまうということは非常にもったいのないことであるからです。
そう、いくらサッカーとはいえ、サッカーは、ドリブルやボールを蹴るといった動作以外にも、
走る、跳ぶ、転ぶ、さまざまなステップ、ボールの落下地点を予測、見ながら考えながら動く、などなど、さまざまな要素が組み合わさって上達していくものです。
ですが、そういったさまざまな動作というのは、それこそサッカーだけから磨かれていくものではないのです。
例えば、小さなころに、良くお父さんとキャッチボールをしていたような子は、サッカーでボールの落下地点にはいりこむことが上手いです。
あるいは、いろいろな遊びをしていたような子はサッカーの試合中に考える力を持っています。
そう、このように、サッカー以外の運動体験によって運動神経、あるいはサッカーで重要な考える力は養われて良くなるものなので、一概に、
サッカーだけをやらせればサッカーが上手くなる
といったわけではないのです!
これは実際の話ですが、たまに、サッカーをやっている子で、キャッチボールもできないといったような子がいます。
でも、そういった子に限ってサッカーをやっていても何か動きがぎこちなかったりしてしまいます。
また、せっかく足が速いのに、身のこなしが悪いせいでサッカーではなかなか活躍できない子もいます。
そういった子は幼少期にさまざまな運動体験をしていなかった場合が考えられるのです。
ですから、子供が10歳ごろまでは、サッカーの練習とは別に、とにかくさまざまな運動体験を経験させてあげることが、サッカーが上手くなる近道であるともいえるわけです。
例えば、アスレチックなんてまさにさまざまな運動体験ができる絶好の場所ですね。
週末はお子さんと一緒にアスレチック巡りをするなんていうのも良いかと思います。
また、お友達がいれば鬼ごっこもおすすめです。
鬼ごっこは走りながら見て考えるといった要素を必要とします。
この要素はまさにサッカーで必要な要素です。
キャッチボールも良いですね。
ボールの落下地点にはいるのがはやくなったりします。
なので、是非さまざまな運動を子供と一緒に楽しめるルールを決めて行ってみて下さい。
そして、これも重要なことですが、そういった運動だけではなく、さまざまな、
外遊び
をしたりすることも良いことです。
そう、虫をとったり、魚をとったり。
そして、さまざまな人と交流できたり、さまざまな体験ができるイベントに参加することもとても大切なことです。
そういたさまざまな体験から、運動神経はもちろん、コミュニケーション能力や、自立性、協調性といったサッカーに絶対に欠かせない要素が成長していくのです!
ちなみに子供の運動神経を良くする方法は以下の記事で詳しく解説していますのでそちらも合わせてご覧になって下さい。
子供の運動神経を良くしたいあなたへ!子供の運動神経を良くするには親であるあなたに絶対に知っておかなければならない方法があるのです!是非お見逃しなく!
2.親子で楽しむ
そして次に、お子さんにサッカーを教える上で重要なポイントは、
サッカーは楽しむもの
といったことを忘れないでほしいということです。
あなたはこんな言葉を聞いたことはありませんか?
「好きこそものの上手なれ」
たぶん誰でも聞いたことのある言葉だと思います。
でも、この言葉は本当にそうで、人間は好きなことで、ワクワク楽しいことじゃないと上達しないんです。
というもの、私は幼少期から6年生まで8年間ピアノを習っていたのですが、それは母親の、
「ピアノを習わせたい!」
といった思いで習わされていたので、まったく上達しませんでした。
そう、つまり自分から自主的に楽しくてやっていたといったことではなかったということです。
だから今でも猫ふんじゃったすら弾けないんですw
それに当時通っていたヤマハの女性の先生は、なんかムスッとしていて全然面白くなくて、爪をいじりながらやる気なさそうに私にピアノを指導するような人だったんですよ。
だからたぶんそういったのもあってピアノが好きになれなかったっていうのもあったんでしょうね。
と、ちょっと話はそれましたが、とにかくここで私がお伝えしたいことは、
子供にサッカーを教えるのに、大切なこととして、
とにかく楽しませてあげる
これが非常に重要なことであるというわけです。
そう、間違っても、
「そんなのもできないのか」
なんて言ってしまってはいけません。
常にどうしたら楽しませてあげられるかを考えるべきであるというわけです。
もちろんそれには、子供だけではなくあなたも子供と、
親子で一緒になって楽しむ
といったことも大切です。
そして、子供は集中力もすぐに切れてしまいますので、あなたのたくさんのルールの設定や遊びの種類などの引き出しの多さも重要です!
「じゃぁこれをやったら面白そうだね!」
といったように飽きたら、それを逆手にとってたくさんの遊びの中でボールを触らせてあげることができれば、楽しみながら、運動神経もよくなってボールの扱いも上手くなっていくので一石二鳥です。
ですので、大人がまずは考えなくてはいけないのは、
「教える」
ではなく、
「楽しませる」
これが重要なことなのです。
もちろんそのためには、
「怒る」
といった指導よりも、
「褒める」
といった指導のほうが良いといった事は言うまでもありませんよね。
とにかく褒めながら楽しませる。
これが細かいテクニックを教えることよりも大切なことなのです。
ですので、とにかく親が楽しく遊び感覚で子供に付き合ってあげるような意識で一緒に楽しむことが大切です。
好きこそものの上手なれです!
3.子供ではなく大人の責任
といっても、どうしても子供にサッカーを指導していると、
「なんでそんなこともできないんだ!」
といったようにこちらまでイライラしてしまうようなことが間違いなくあります。
実は私も今ではこんな偉そうなこういった内容の記事を書かせていただいていますが、数年前までは、サッカー指導者として、選手達を怒鳴り散らしてしまう最低なコーチでした。
ですが、10年近くに及ぶJリーグ下部組織チームのサッカー指導経験から、
サッカーの本質は楽しむこと
といったことに気が付きました。
そして、選手が上手くいかないのは、
指導者の力不足である
といったことにも気が付きました。
そう、選手が上手くいかない時に、責任は私にあったのです。
指導者はつい選手のミスを選手のせいにして怒ってしまったりしてしまいます。
ですが、サッカーの指導というものは、その指導者のトレーニング次第で選手は良くも悪くもなってしまうのです。
そう、実際に私はそんな現実を目の当たりにしてきました。
だからこそ、子供にスポーツを教える以上は、まずはサッカー指導者であっても、それがお父さんお母さんであっても、
まずは自分の責任である
といったマインドセットだけは必ず持っておく必要があります。
そう、子供のサッカーを教えることは、本当に辛抱強くなくてはなりません。
一気に上手くなるなんてことはないからです。
それに自分が思ったようにならないなんてこともたくさんあるはずです。
でも、だからといって子供に対してスパルタな教育をする意味はありません。
そう、本質は「楽しむこと」だからです。
だからこそ、そんな時こそ、子供が上手くならないのは自分の責任であるといった思いをもってお子さんを教育してあげて下さい。
例えば、子供がサッカーに集中して我慢強く練習できないのは、お父さんが怒りっぽく辛抱強くお子さんに接してあげられていないからかもしれません。
そう、親は子の鏡です。
子供が出来ていないのは、もしかしたら自分ができていないからなんてことが実際にあるのです。
だからこそ、怒るのではなく、常に責任は自分にあると思っていただきたいと思います。
教えるといったことはそういったことなのだと私は思います。
子供のスポーツで、「メンタルが弱い」をどうにかしたいと思われているのではないでしょうか?そこで今回は親であるあなたができる子供のスポーツメンタルを鍛える方法をシェアします!
4.教えこまない
次に、子供にサッカーを教えるとなると、
つい、
「こうやんなさい!」
「こっちのほうが上手くいく!」
といったように答えを教えてあげたくなってしまうものです。
その気持ちは痛いほど分かります。
ですが、実は人間という生き物は、
自ら気付かない限り理解しない
のです!
そう、いくら人にああだこうだ言われても、それを自分自身で気が付いていなければ理解したとは言えないのです。
例えば、あなたも何かをやっている時に、
「もっとこうしたほうがいい」
「何やってんの、こうだよ!」
といったように人から言われて、
「うるさいな!分かってるよ!」
なんて思ったことはないでしょうか?
たぶんだれにでもあると思うんですよね。
そういった時って、正直全然相手の言っていることなんて聞いてないと思うんですよ。正直。
そう、いくら相手が自分のためだと思って言ってくれていても、それが正しい答えだったとしてもまったくそんなことに気が付かないわけです。
ちなみに私はサーフィンをやっているのですが、妻にサーフィンを教えることは諦めています。
というのも、教えれば教えただけ妻の機嫌が悪くなっていくからですw
そう、
「うるさいな!分かってるけどできないの!」
といったように思われてしまうわけです。
でも、これはだれにでも言える事です。
そう、人間は人に教えてもらって理解する生き物ではないのです。
そう、自分で、
「あ!そうだったんだ!」
とか、
「なるほど!そういうことか!」
といった感じで気が付いたり、閃いたりしてやっと理解できるのです!
ですので、子供に対しても、答えを教えてあげるのではなく、本人に気が付いてもらうようにしなければなりません。
そこで重要なのは、
問いかける
といったことです!
そう、人は問いかけてあげることによって、自分で閃き体験をすることができます。
「今はどんなこと考えてそのプレーをしたの?」
「今の失敗をしないためには次はどうしたらいいかな?」
というようにとにかく、
「どうやったら上手くいくか」
といった答えを見つけ出せるような問いかけをしてあげることが大切なことなのです!
そう、そうすることによって自ら気が付くことができるからです!
ですが、間違っても、
「なんでできないんだ!」
といったようなできない理由を答えさせないように気を付けて下さい。
そう、あくまでも出来る理由を答えてもらうことが大切なことです!
ちなみに私はサッカーコーチをしていた時はハーフタイムは子供達に、
「こうしなさい!ああしなさい!」
といった指示をだすことよりも、
「後半はどうすればもっと良くなるかな?」
といったように選手へ問いかけることをメインにしていました。
そして、選手からでた答えをまとめてあげる。
そして後半に臨ませる。
そんな感じでした。
そうすると、私がああしろこうしろというよりも、子供達が自分から考えてプレーをするといった状況になることを身をもって感じてきたのです!
そして、選手は自分で考えて、そして上手くいったことに対しては、自分で気が付いたわけなので、しっかりと理解し行動てくれるようになるんです。
そう、つまり、教えるとは、教え込むことではなく、
気付かせてあげる
これを覚えておいてほしいのです。
ですので、例えば子供の試合中に大人が、
「シュート!自分でいけー!」
なんて指示を出してしまうことも良くないことです。
そう、これも子供が自分で考える力をなくしてしまうことになるからです。
こういった行為は、例えば、テスト中に隣であなたが答えを教えているようなものです。
それが子供のためになるかならないかは当然言うまでもありませんね。
なので、大人はあくまでもニコニコしながら温かく「頑張れー!」と見守ってあげれば良いのです。
子供がスポーツで成長していくには、親であるあなたの ”あり方” が非常に重要であるのです。あなたが成長し変われば、子供は間違いなく成長します。
5.子供に夢を押し付けない
そして、これも非常に重要なことなのですが、
子供がサッカーをしていれば、
「将来はプロサッカー選手になって活躍をしてほしい!」
こんな思いは多かれ少なかれ正直親であればだれにでもある当然の思いだと思います。
そして、
「子供には大きな夢を!」
これは私のスポーツ指導でも本当に大切にしていることです!
でも、そこで気を付けてほしいのは、
これが、
あなたの夢
であってはいけないといったことです。
そう、子供の夢や目標を親であるあなたが押し付けたものではいけないということです。
ちなみに、そういった親の期待が大きくなればなるほどに、子供にはとてつもないプレッシャーを与えてしまいます。
「子供には私の果たせなかった夢を・・・。」
実際にこのように過度に期待をしてしまうと、親が試合中に指示を出してしまったり、采配に対してコーチに文句を言ったり、親がミスをした子供を許せずに、グランドで子供を怒鳴り散らす・・。
本当にこんな状況になってしまうことが実際にたくさんあるのです。
でもそれは子供の夢なのか親の夢なのか分からない状況ですよね。
そして、このように子供を育ててしまうと、
子供はお父さんお母さんを喜ばせよう、がっかりさせないようにしようと、期待に応えることが目的となってしまいます。
そういった選手を、
身代わりアスリート
とサッカーの世界では表現されることもあります。
そんなことで子供が心から楽しんでサッカーをすることはできません。
子供には子供の夢があります。
そう、間違ってもあなたの夢ではない。
それを大人は勘違いしてはいけないのです。
もちろんお子さんがまだまだ幼少期であれば目標なんていりません。
幼少期であれば「楽しい!」といった気持ちだけで十分でしょう。
そして、子供がそのうち自主的「これをやりたい!」と心から思うものを応援してあげる。
そんな夢中になっている子供に対して夢や目標をもってもらうのです!
自分の好きな事で目標を決めた子供の頑張りはものすごいものがあります!
私がサッカー指導をしてきた小学生の選手達も、自分の将来の、
「サッカー選手になりたい!」
といった目標に対しての行動量は大人の我々でも真似できないほどです!
そして、この頑張りも、自分で決めた目標だからこそ、ワクワクしてできることなのです!
人間にはこのワクワクは欠かすことが出来ません!
ワクワクしない限り成功はないといっても過言ではないのです。
そして、このように自分で決めた目標に対してワクワクして努力している子供は本当に成長します!
子供には子供の夢を!
その夢をあたたかく応援してあげて下さい。
ちなみに私はYouTubeをつかって子供に直接学んでもらえるスポーツメンタルトレーニング講座を無料で開講していますので是非こちらもご覧になって下さい!
6.環境を与える
これは本当に大切な事なのですが、
子供に良い環境を与える
ということです。
というのも、私はこれまでに10年ちかくJリーグ下部組織チームでサッカーコーチをしてきた経験のなかで、世の中には、
間違ったサッカー教育
をしているチームがたくさんある現実を目の当たりにしてきました。
そして、子供というのは本当にどんな指導を受けるかによって、良くも悪くもなってしまうのです!
そう、良い教育を受けている子供は本当にサッカーがみるみる上手くなっていきます。
でも逆にちっとも子供にたいして熱心ではない指導を受けていれば、子供は全然サッカーの面白さも分からずに上達しません。
これはマジで本当です!
ですので、子供がどこでサッカーをするのかといったことは本当に本当に大切なことなのです!
とはいえ、どうしても親としては、
通いやすい、お金もかからない環境
それでいいやといったように思ってしまうかもしれませんよね。
もちろん、そこの環境が子供も楽しくて良い教育が受けられるのであれば良いと思います。
ですが、少しでもサッカー教育に疑問を感じるのであればすぐさまチームを変えても良いと私は思います。
もちろん、お子さんの意見は尊重すべきです!
ですが、良い環境を与えてあげることができるのはまさしく親であるあなた以外いません。
そう、子供は外の世界を知りません。
今いる世界がすべてだと思っています。
ですが、大人であればさまざまな情報を今では得ることができるはずです。
そう、どこのクラブが子供に対して真剣に熱心に一人一人を指導してくれるのか。
それが1番に大切なことだと私は思います!
ですので、このような子供ではできないことである「環境を与える」ということは絶対に意識しておいて下さい!
ちなみに冒頭でもお伝えした久保選手はやはり環境には保育園選び、幼稚園選び、チーム選びまで徹底的にこだわっていたと言います。
そう、最終的にはスペインのバルセロナにまでいく行動力があるわけですから。
子供のサッカー人生が間違った環境で可能性を台無しにされてしまうことほどもったいのないことはありません!
ちなみに、この環境選びのためにも、この私の別の記事を参考にしていただけたらと思います。
後悔しないサッカー人生を送らないためにも是非ご覧ください!
少年サッカー指導者には、本当にダメコーチが数多く存在します。そして、そんな指導にあなたの大切なお子さんが犠牲になってしまっている可能性もあるのです!是非参考になさって下さい。
7.自立をさせる
そして最後にお伝えしたいこととして、子供のサッカー上達を目指すのであれば、
お父さんお母さんのできる事として、
自立を促してほしい
といったことがあります!
これは正直私の別の記事でもお伝えしていることなのですが、正直子供のサッカーを上達させる上でそのくらい大切なことだからです。
まず自立とは、
自分で考えて行動できる
ということを言います。
ではなぜサッカー上達に自立といったことが大切であるのかというと、
それは、
サッカーは判断のスポーツだから
といった理由です。
そう、サッカーは、小学生なら8人対8人、大人なら11人対11人の人数がめまぐるしく動き、瞬時に状況は変化します。
そして、そういった状況を自分自身で見て判断してプレーしていかなければなりません。
そして少しでもその判断が遅くなったり間違ってしまえば、それは失点や敗退に繋がります。
そう、つまりこういった判断ができる選手になるには、日々の生活から自分で考えて行動できなければ、試合中も自分で判断のできない選手へとなってしまうのです。
例えば、ヨーロッパのスペインなどのサッカー大国ではサッカーが上手かった選手はその後の人生でも尊敬されるという話を聞いたことがあります。
それは、サッカーが上手かった選手はその後の人生においても自分で考えて行動できる人であると考えられているからなのです。
そう、サッカーは人生そのものだと考えられているわけです。
だからこそ判断能力に優れているサッカー選手は多くの人から尊敬されるのです。
そして、この自立を促す考えは日本のサッカー指導のカリキュラムでも促進されている考えでもあります。
とはいえ、多くの大人たちは、子供に対して、大人が言ったことをしっかりと守らせることが自立をさせることだと考えている場合が多いです。
例えば、親御さんであれば、子供に対して、
「こうしなさい!ああしなさい!」
と自分の思ったようにさせようとします。
そして、その言ったことを子供が守っていれば良しとした考えです。
もちろんこれは親御さんだけではなく、サッカーの指導者であっても同じことが言えます。
ですが、それではいけません。
なぜなら、自立とは自分で考えて行動させることであって、大人が指示をしたことを守れることが自立しているわけではないからです。
そして、
人は大きくわけて3つのタイプにわけることができます。
1つ目は、
言われたこともできない人
2つ目は、
言われた事はできる人
3つ目は、
言われたこと以上のことができる人
です。
これはサッカーに限った話ではありませんが、どのタイプの人がサッカーが上手くなんるのかは言うまでもありませんよね。
そうです。
3番目の、言われたこと以上のことができる人です。
そう、つまり、人に言われなくても、自分で考えて行動できるということです。
で、やはり実際に私はサッカーコーチをしてきて思うのは、上手くなる子は自分で考えて行動できるということです。
強いチームの選手を見るとまず感じるのは、一人一人がハキハキしていてなんか自立できているなということです。
これは本当に感じることなのです!
ですので、あなたがお子さんのサッカーを上達させていきたいのであれば、この自立といったキーワードは絶対に忘れないようにしていただきたいと思います!
そして、そんな子供を自立させる方法は以下の記事で詳しくお伝えしていますので、そちらも是非ご覧になって下さい!
子供が自立しない・・。なんて困っている親御さんも多いのではないでしょうか?今回はそんな自立ができない子を自立させる方法を後悔します!是非参考になさって下さい!
8.まとめ
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
今回は子供にサッカーを教えるといった内容ですが、正直、具体的なテクニックや練習方法ではありませんでした。
というのも、いくらそういった練習方法だったりを身に着けたところで、今回私がお伝えしたような心構えが入っていなければ、いくら良い練習方法だったとしても、まったく意味がないものへとなってしまうからです。
そう、例えば、今回お伝えしたように、サッカーの本質は「楽しむ」といったことです。
ですが、そういった心構えが入っていないで、ただ「この練習をさせよう!」といったようにお子さんに指導をしているだけでは、結局お子さんは楽しくなければ続くわけがないですよね。
そう、だからこそ、今回はそういった基本的な心構えを中心にお伝えさせていただきました!
では、最後に今回の内容を簡単にまとめてみたいと思います!
・幼少期はサッカーだけを教えないでさまざまな運動体験を!
・サッカーは楽しむもの!まずは親子で楽しんでサッカーを!
・子供の失敗は大人の責任とまずは考えよう!
・教え込むことがすべてではない!まずは子供に気付かせてあげる!
・子供にあなたの夢を押し付けてはいけません。
・良い環境を与えてあげることは親の仕事。
・子供を自分で考え行動できる人間に育てよう!
では、今回は以上になります!
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これを知らずに子供にスポーツをさせることほどもったいないことはありません!
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
松原秀文