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子供の走り方がおかしい!?走りはイメージで速くなる!

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こんにちは!スポーツコンサルタントの松原です!

さっそくですが、あなたは、

「うちの子は走り方がなんかおかしいし遅いなぁ・・」

といったお子さんに対する悩みを持たれていてこの記事をご覧になってくれているのかもしれません。

子供の頃って足が速いだけで人気物になれますし、子供自身足が速いだけで自信を持つ事もできるでしょう。

そう、本当に足の速い子は自己肯定感の強い子へと育っていくのです!

正直子供の頃って足が速いだけでモテたりしますしね。

だから子供にとっては速く走れることってすごく大切なことだと思います。

それに、もちろんさまざまなスポーツをするにせよ、足が速いにこしたことはないと思います。

ですから、もし現在お子さんが足が遅いのであれば、お父さんお母さんからしてみれば、

「どうにか足を速くさせてあげる方法はないかな・・」

といったように思うことは当然のことだと思いますし、それが親心というものだと思います。

とはいえ、

「うちの子は私にて足は遅いのは仕方ないのかな・・」

なんて才能や遺伝のせいにして諦めてしまっていませんか?

それは非常にもったいないです!

なぜなら、たしかに、足の速い遅いは遺伝的要素もあることです!

ですが、諦めないで下さい!

なぜなら、現在走り方がおかしいのであれば、それは逆に言ってしまえば改善の余地があるということとも言えることだからです!

つまり、そういった走りのおかしい子は正しい走り方さえ覚えてしまえば速くなるのです!

というのも、私は10年間のJリーグ下部組織チームでサッカーコーチとして子供達を指導させていただいてきた経験から、足の速い遅いといったことを分ける大きな違いがあることに気が付いたのです!

そう、この違いを理解して改善さえしていただければ、必ずあなたのお子さんは現在よりも足が速くなることをお約束します!

では、さっそく始めていきましょう!

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1.足が速いのは遺伝!?

先ほどもお伝えしたように、足の速い遅いといったことは、もともとの遺伝的要素ももちろん影響します。

ですので、まずは基本的な知識として足の速い遅いの遺伝的要素を把握しておきましょう。

1-1.成長差

まず、子供には当然成長差があるということです。

そう、なかなか背が伸びない子もいれば、小学生なのに卒業するころには170センチにもなってしまう子供もいますよね。

ちなみに子供が同じ学年の場合、生まれが4月の子と3月の子とではほぼ1年近くの成長の差があるわけです。

そういったことや、人それぞれの成長スピードを考えると、一学年で最大3年ほどの成長差があるとも言われています。

ですので、まずはそういったことも考えれば、子供の頃に足が速い遅いで大人が一喜一憂してほしくないということもあります。

ちなみに私は小学生の頃から足が速く、県大会でも小学生時代は上位入賞をしました。

が、やはりそれも成長スピードが他の子に比べて速かったといったことがあったからです。

ですので、高校生くらいになれば、もちろん足は速い方でしたが、小学生の頃ほど他の子と差はありませんでしたし、小学生の頃に私よりも足の遅かった子に後で追い抜かれてしまったことありました。

ですので、あくまで子供の足の速さは成長差もあることをまずはお忘れないように。

1-2.骨盤に違い

とはいえ、成長差だけではなく、もちろん足の速い理由は他の遺伝的要素も当然あります。

例えば、オリンピックなど世界で活躍する短距離ランナーは黒人の選手が多いですよね。

そう、有名なカール・ルイス選手やウサイン・ボルト選手もアフリカ系の遺伝子を持ったの選手ですね。

では、それは一体なぜなのか?というと、

骨盤の傾き

の違いなのです。

そう、足の速い人って、おしりの筋肉が発達していますが、それは元々骨盤が前傾していつためにお尻の筋肉が発達しやすいのです。

逆に骨盤が後傾していると、お尻の筋肉が発達しずらいのです。

ですので、日本人は黒人の人に比べてお尻がぺちゃんこですよね。

実は骨盤が前傾していると脚が前方に運ばれやすく、地面をしっかりと捉えることがしやすいのです。

とはいえ、この差はこれまでの人類が進化してきた過程での差なので、今すぐ我々日本人が骨盤の傾きを変えるようなことはできません。

1-3.筋肉の違い

そして、もう1つ足の速い遅いを分ける遺伝的要素があります!

それは、

筋繊維

の違いです!

そう、私達人間の筋繊維は大きく分けて2つのタイプに分けられます。

速筋(白筋)と言われる筋繊維

遅筋(赤筋)と言われる筋繊維

速筋は、瞬間的に大きな力を出せる筋肉で、走りで言うなら、短距離走向きです。

逆に遅筋は、大きな力は発揮出来ませんが、長い時間運動を続けられる筋肉で、走りで言うなら長距離走向きです。

そして、この筋繊維の割合が生まれつき違うのです。

そう、なので、生まれつき、速筋の割合が多い人ほど短距離走向きで、遅筋の割合が多い人ほど短距離走向きなのです。

とはいえ、速筋と遅筋の割合を変えることはトレーニング次第で多少は変えられたとしても、大幅には難しいとされています。

ですので、これも骨盤同様に変えることのできない事実であるのです。

とはいえ、ここまで読み進めてもらったあなたはこのように思われたかもしれません。

「じゃぁ結局は遺伝がすべて?」

確かに、骨盤を前傾させたり、筋繊維の割合を変えるということは出来ません。

ですが、こういった遺伝的要素はあるにせよ、そんな遺伝的な要素はあくまでも一流レベルになった時に差がでる要素でしかありません。

なので、まずはあなたのお子さんの持った素質を最大限発揮させて足を速くさせることを考えていきましょう!

安心してこのまま最後まで続きをご覧になって下さい。

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2.遅い子の特徴

では、まずは足の遅い子の特徴についてみていきたいと思います。

私はこれまでさまざまな子供のサッカー指導をしてきた中で遅い子にはいくつかの特徴があることに気が付きました。

そう、言ってしまえば、遺伝どうこうではなく、そもそもの正しい走りができなければ速く走れるわけがありません。

そして、この記事をご覧になてくれているあなたもお子さんの走り方がおかしい?と感じているかもしれません。

ですので、まずは以下の特徴にお子さんが当てはまらないかを先にチェックしていただきたいと思います。

2-1.遅い子の特徴①

まずお子さんの走りを見て、

肩に力が入ってしまっていないかを見てみて下さい。

もしかしたら、肩に力が入って肩が上にあがってしまって走っているかもしれません。

肩に力が入ると腕や手などにも余分な力が入り、しなやかさに欠けた走りになってしまいます。

2-2.遅い子の特徴②

次に、走りの遅い子によくある特徴で、

バタバタと足裏全体を使って走っていないかチェックしてみて下さい。

これは、実はブレーキをかけながら走っている状態と言えます。

そう、分かりやすく言うなら一歩一歩止まりながら走っていると言った矛盾が起こっているということなのです。

ですので、この走りでは間違いなく速くは走れません。

2-3.遅い子の特徴③

そして、足の遅い子の最後の特徴として、

あごが上がって走っている子です。

このように走ってしまっている子も実はすごく多いです。

あごがあがっていると言うことは、背中も丸まった状態です。

つまり、正しい姿勢で走れていないということになります。

以上大きく分けて3つの特徴を取り上げましたが、どうでしょうか。

もしかしたら、どれかが当てはまっているかもしれません。

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3.正しく走れていない原因

ではなぜ、足の遅い子供はこのような変な走り方へとなってしまうのか?

それには1つの原因があります!

その原因とは、

イメージがない

といった原因です!

そう、どんな動作であっても人間の身体というものはイメージがなければ動かすことはできません。

例えば、ボールを蹴るといった動作であっても、その動作を見たこともないような人がボール蹴れるわけがないのです。

そして、それはどのような動作にも言えることでしすし、「走る」といった動作にも当然言えることです!

そう、どんな動作であっても、正しいイメージを持っているからこそ正しく行えるわけです!

だからこそ子供の走り方でも、まずは正しい走りを大人や一流選手の走りを手本にたくさんふれさせてあげることも大切なことなのです!

そう、人間には、ミラーニューロンといわれる別名「ものまね細胞」といった見たものを勝手にまねしてしまう細胞が備わっています。

ですので、人間が上達していくということは、イメージがしっかりとあって、モノマネが上手いかどうかといった

ことといっても過言ではないのです!

そして、そのイメージがしっかりと出来ていなかったり、あるいは、間違ったイメージを植え付けられてしまっているような子は先ほどのようなおかしな走り方へなってしまうのです。

そう、それは、簡単に言ってしまえば、身体のどこかしらに、

力み

が入った走りになってしまっている走り方であるとも言えます。

実は人間の身体とはパワーやスピードなどをだすためには体全体が脱力をしていることが重要です。

例えば、オリンピックで100メートルなどの競技では、走る直前に必ず選手は身体をクネクネしたり、手をプラプラしたりしているところを見たことはありませんか?

というのは、やはり、そういった一流の選手達は筋肉やさまざまな身体のパーツが脱力しているからこそ、一瞬のパワーやスピードがだせることを知っているからです。

そして、サッカーなどのスポーツでも、瞬発力のあるような選手はみな動きに無駄がありません。

そう、どのような動きに対しても力みがないわけです!

だからこそ、先ほどお伝えしたような、肩に力が入っていたり、バタバタ走っていたり、あごがあがっていたりして走っているということは、無駄な力みが全身のどこかしらに掛かっている証拠であるのです。

そして、そういった走りは言ってしまえば、ブレーキのかかった走りであると言っても過言ではないのです!

例えば、それは自転車に乗っていてブレーキをかけながらペダルを漕いでいるようなものだと考えて下さい。

「そんな大げさな!」

と思われたかもしれません。

が、それは本当です!

では、なぜそういったブレーキがかかってしまうようなイメージを子供達が持って走ってしまうことになるのか。

その原因には、やはり、大人が正しいイメージを伝えられていないといった原因が考えられます!

例えば、速く走るために、

「腕を大きく振って、足を前にあげる」

といったようにあなたも1度は指導をされたことは学校に先生かだれかから教わったことはありませんか?

ですが、実はこれは正しいよういで、間違いなのです!

そう、そんな教育を受けている子はこんなイメージを植え付けられてしまっているかもしれません!

それは、

走ることは手足の運動

といったイメージです!

「え!?走るって手足の運動じゃないの?」

と思われたかもしれません。

が、正しくは体全身を使った運動です!

そう、走るとは、一見は手足の運動のように思いますが、実は体幹部のさまざまなパーツを使って走っています。

ちなみにウサインボルト選手はトカゲ走りといって背骨をクネらせながら走っていたり、腸腰筋と言われるミゾオチあたりからももの大腿骨についている筋肉を上手く使って走っているので、ミゾオチから足が分かれて走っているように走ります。

ボルトの「とかげ走り」アニメーション

画像出典:http://www.ultimatebody.jp/bolt_anime.html

ですが、足の遅い子の特徴は足はももの付け根から生えていて、足の力だけをつかって踏ん張って走るものだと考えてしまうために、ももの前である大腿四頭筋と言われる本来であれば人間が止まる時につかうブレーキをかける時に使うももの前の大腿四頭筋という筋肉を使いながら走ってしまうのです!

ですが、実際には走る動作でメインに使わなければならないのは、ももの裏であるハムストリングと言われる筋肉です!

ちょっとこういった細かい走るメカニズムは話すと長くなってしまうので詳しくは出来ませんが、詳しくはこちらの下の記事で解説していますので是非参考になさって下さい!

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とにかく、そんな手足の運動だと思っているからこそ、「腕を振れ!足を上げろ!」などと言われて、力が入って肩があがって走ってしまっていたり、足を上げることに意識が行き過ぎてしまってバタバタと走ってしまうことや、力が入って顎が上がってしまうことになるのです!

つまり、先におも述べたように力みが生まれてしまうというわけです!

とはいえ、このような運動科学的な話を小さな子供にしても、頭の中は

「?」

になってしまうと思います!

だからこそ私達大人が正しい走りのイメージを子供にどう伝えてあげるかということが非常に重要になってくるわけです!

4.子供が速く正しく走るためのポイント

では、子供がそんな良いイメージを持って走るために、大人ができるイメージの伝え方の特に大切なことを4つに分けてお伝えさせていただきます!

4-1.楽しく走る

まず、どんなことでもそうなのですが、人間は、「楽しい」といった感情がなければどんなことでも上達することはできません。

ボールを投げるのが楽しいからボールを投げる動作が上手くなるように走る動作にも同様のことが言えます。

なので、いくら親であるあなたが、子供の走り方がおかしいからといっても無理やりに走らせるようなことをしてしまえば、お子さんはそもそも走ること自体を嫌いになってしまうかもしれません。

それでは元もこうもありませんよねw

ですので、まずはお子さんが楽しく走ることのできるような仕組みを考えてあげることが重要なことなのです。

例えば、鬼ごっこのように子供が夢中で自ら楽しく行うような設定をつくってあげることも良いでしょう。

兄弟がいれば、向かい合ってじゃんけんをして勝った方が逃げて負けた方が追いかけるタッチゲームなんかも良い方法です!

そう、このようにとにかく楽しい設定を大人は考えてあげることがまずは1番大切なことをお忘れのないようにしておいてください!

そう、まずは、

「走ることは楽しい!」

といったイメージをお子さんに持ってもらうことが1番重要なことなのです!

4-2.力をぬく

そして、走り方のおかしい子は必ず身体のどこかに力みが入っているといったことはすでにお伝えしましたが、

ですので、そういった子供には、

まずは、

「力まないで走ろうね!」

といったことを意識っさせてあげる必要があります。

例えば、私が子供にいうことは、

「魚になってみよう!」

といったことを良く言います!

例えば、魚は敵に襲われそうになると、ゆらゆらしていたところから一瞬でスピードを上げて敵から逃げることができますよね。

そのように、子供が鬼ごっこをしているときも、

「力がゆらゆら抜けているから一瞬のスピードがでて、力が抜けているから速く走れるんだよ!」

と伝えたりします!

すると子供はなるほどー!!ってみんな力を入れて走っていたのが力まないで走れるようになったりします!

そう、まずは走り方のおかしな子はみな力みが必ずあります!

ですので、そのような例え話で、力をぬく、つまり脱力をすることを意識させてあげて下さい!

4-3.さまざまな動物の動き

そして走るといった動作もイメージがあるからこそ正しく行えるものだといったことをお伝えしてきましたが、

正しい走りとはとにかく全身で走ることです。

そう、実は人間とは人類が進化してきた過程で、まずは微生物から、魚類になり、両生類、そして爬虫類になり、四足動物、猿、人間と進化してきたわけです!

そう、だからこそ、人間の身体には、魚やトカゲのようなクネクネする動きが備わっていたり、馬やチーターのような背骨を全体を上手くつかった走りもできるよに備わっているのです!

ちなみに、あのウサインボルトは、トカゲ走りといって、背骨をクネクネをさせながら走っていると運動科学では言われています。

ボルトの「とかげ走り」アニメーション

画像出典:http://www.ultimatebody.jp/bolt_anime.html

もちろんそういった超一流にようには上手くはいかなですが、とはいえ、走るといった動作は決して足と手の運動だけではないといったイメージをお子さんには伝えてあげてほしいのです!

なので、私はサッカーの練習では小学生にはたまに、

「はいじゃぁ魚になってみよう!」

といって手と手をあわせてクネクネ走らせたり、

「じゃぁ次はカエルだー!」

といってしゃがんで両手を床についてカエルのように遠くに高く飛ぶ練習をしたりします。

そして、

「じゃぁ次はトカゲだー」

といってほふく前進のように地面でトカゲのまねをさせてみたり、

あるいは、

「獲物を追いかけるチーターになってみよう!」

といって地面に手足をつけて実際にチーターになったつもりで走ってもらったりします!」

そう、これだけではありませんが、その他にも、ケンケンやお尻あるき、ジャンプなど、本当にさまざまな動きを経験させます!

そういったさまざまな動きがめまぐるしく交わりあって子供自身が速く走れる感覚といったものを身体で感じて速く走れるようになるのです。

その感覚は魚になったイメージからかもしれませんし、お尻歩きかもしれません。

大人が正しい走り方の知識を持っていれば、子供に良いイメージを言葉として伝えてあげることが大切なのですね。

4-4.正しい姿勢、歩きのイメージ

そして、最後に重要なことなのですが、走り方のおかしな子は、そもそも日ごろの姿勢や、歩き方時点で良いイメージをもっていることが出来ていません。

例えば、考えていただきたいのですが、正しい立ち方、そして歩き方ができていない子が、走ったとたん良い走り方ができるようになると思いますか?

そんなことあり得ませんよね。

ですので、まずはあなたのお子さんの立ち方の姿勢や、正しい姿勢の歩き方ができているかどうかを見てあげることが大切なことです。

とはいえ、

「正しい立ち方、歩き方がそもそも分からないよ!」

といった場合もあるでしょう。

が、それについては安心して下さい!

私の別に記事でことこまかに解説していますので、是非そちらの記事を参考になさってみてください!

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ちなみに、人間は正しく立つ、歩くことができるようになると、センターという身体意識が形成されます。

それは、スポーツによっては軸だったり、体軸といった言葉で表現されたりもします。

そういったセンターが形成されると、↓のボルト選手のように、ももの裏のハムストリングとインナーマッスルである腸腰筋といわれる筋肉を使って走ることができるようになります。

ボルトの「とかげ走り」アニメーション

画像出典:http://www.undoukagakusouken.co.jp/bolt-anime.html

この概念は詳しくお伝えしてしまうと長くなってしまうので、詳しく知りたいといった方はこちらの記事で解説していますので是非参考になさって下さい!

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ちょっと今回の内容と同じような内容も含まれていますが、ハムストリングと腸腰筋については詳しく書いてありますので是非見てみてください!

とはいえ、今日は簡単にお話ししておきますと、我々は日々歩く走るといった動作ではももの裏のハムストリングという筋肉を足を蹴る時にメインで使います。

が、実はそのハムストリングを多くの人はあまり使えていません。

では、その代わりにどこの筋肉を使っているのかというと、ももの前の筋肉である大腿四頭筋という筋肉をメインで使って歩いたり走ったりしているのです。

ですが、本来であればももの前である大腿四頭筋の筋肉はブレーキ筋と言われ、人間がストップする時に使われる筋肉なのです。

つまり、何が言いたいのかというと、多くの人は本来走る時にメインで使いたいアクセル筋と言われるハムストリングではなく、もも前のブレーキ筋と言われるもも前の筋肉をメイン使っているために、ブレーキをかけながら走っているような足り方になってしまっているのです。

正直、これは私がこれまでサッカー指導をしてきてさまざまな選手を見てきましたが、遅い子に限ってもも前の筋肉で踏ん張りながら走っているのです!

それはまるで、先ほども言いましたが、自転車でブレーキをかけながらペダルをこいでいるようなものです。

だからこそ、正しい立ち方、歩き方を意識しない限り、こういった走りを手に入れることはできないのです!

ちなみにあなたは階段を上ったあと、足のどこの筋肉が疲れるでしょうか?

もしそれがももの前であるのなら要注意です!

逆に、ももの後ろが疲れるのであれば正解です。

なので、もしお子さんがすでに小学生高学年以上くらいなのであれば、こういった使う筋肉がどこなのかといったことをイメージさせてあげるだけで徐々に走りもよくなってくることと思います。

「走るために使う筋肉はももの裏だよ!」

と教えてあげて下さい!

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5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

ちょっと最後は科学的な難しい話になってしまいましたが、そんなことを子供に言ったところで、なかなか理解してもらえないと思います。

ですので、今回はいかに、

イメージ

が大切なことだということについてお伝えしてきました。

そう、人間のすべての動きはイメージによってつくられています。

なので、お子さんにいかに良いイメージを大人は与えてあげられるか。

今回の記事内にあるボルト選手のクネクネした動きを見せてあげるのも良いかもしれません。

それだけで、手足だけで走るのではないといったことが理解できると思いますので。

では、最後に今回の内容を簡単にまとめてみたいと思います!

 

1.足の速い遺伝要素

・成長差

・骨盤の違い

・筋肉の違い

 

2.足の遅い子の走りの特徴

・肩があがっている

・バタバタ走りになっている

・顎があがっている

 

3.正しく走れない原因

・力みがはいっている

・良いイメージがない

 

4.子供が速く走るためのポイント

・走りは楽しいといったイメージを持たせる

・力をぬくイメージ

・さまざまな動物のイメージ

・正しい立ち方歩き方のイメージ

 

では、今回は以上になります!

 

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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

松原秀文

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