こんにちは!スポーツコンサルタントの松原です!
今回も私の記事をご覧いただき本当にありがとうございます。
さっそくですが、あなたはスポーツノートって書いていますか?
もしかしたら、
「すでにスポーツノートを書いている」
あるいは、
「これから書き始めようと思っている」
という方もいるでしょう。
ですが、
ぶっちゃけ、
「ただなんとなくテキトーに書いている」
さらに、
「ノートを書く活動が停止してしまっている」
なんて方もいるかもしれませんね。
でも、それはすごくもったいない!!
なぜなら、スポーツノートを書く事って毎日の本当に小さな積み重ねですが、長期的に見たらあなたのスポーツ人生を飛躍的に成長させてくれる”魔法のような存在”だからです。
ちなみにサッカー選手で、日本代表の本田圭祐選手はあなたもご存じでしょう。
本田選手は小学校3年生の頃からスポーツノートを書き始めたそうで、
そのきっかけとなったのは、本田選手の、
「強くなるためにはどうしたらよいのか?」
といった質問に対して、本田選手の大叔父の本田大三郎さんというカヌーの元東京五輪の日本代表選手でもあり当時はカヌーの全日本チームの監督を務めていた方からのスポーツノートのすすめだったそうです。
大三郎さんは本田選手に、
「これが10冊続いたら日本代表クラスになれるよ」
と伝えていたそうです。
そして本田選手は高校を卒業するころには30冊以上のスポーツノートを積み上げたそうです。
この内容は以下の書籍から参考にお伝えさせていただきました。
このようなことから、私もサッカーコーチとして10年間指導させていただいてきて当然選手にはサッカーノートをすすめてきました。
そして、私自身もサーフィン上達を目指してサーフィンノートを書き続けてきました。
そんな経験から、私はスポーツノートを書くことでスポーツの上達に多大な影響を及ぼすことは身を持って感じてきたのです。
そう、スポーツノートを書いている子はすごく上手くなるんです!
そして私もサーフィンをアマチュアではありますが、全国大会に出場できるまでの実力になることができました!
スポーツノートは本当にスポーツをやっているのなら日々の生活に取り入れてもらいたい!
そんな思いで今回は筆をとらせていただきました!
なので、今回はそんなスポーツノートの凄まじい効果と効果的な書き方を科学的な脳の観点も取り入れ徹底的にお伝えしていきます!
今回の記事を最後まで読んでいただき、実践していただければ、必ずあなたのスポーツレベルは上がり、ライバルに差をつけて活躍することができるでしょう!
そして、
夢が実現できる
といっても過言ではありません。
それではさっそく始めていきましょう!
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1.なぜスポーツノートを書くべきなのか?
では、まずはなぜスポーツノートを書くべきなのかについて、その理由を簡単に説明していきたいと思います。
1-1.スポーツも勉強も上達のコツは同じ
まず私はあなたにお伝えしたいことは、
スポーツと勉強は同じである
ということです。
例えば、あなたは学校の授業中にノートをとっていたと思います。
単純に考えてノートをとった方がテストの点は良い結果がでるのは当たり前でしょう。
でも、それはなぜなのか?
そう、復習ができるからですよね。
ですが、そんな当たり前のことでもノートをとらないために復習ができずにテストの点が悪い人はたくさんいますよねw
そしてそれは、勉強だけではありません!
そう、スポーツも一緒です。
スポーツはグランドの中でまさかノートをとることなんて出来ません。
ですが、実は勉強とスポーツはなんら違いはありません。
そう、その日にコーチに教えてもらったり、自分の気付いた点などを、その日のうちにノートに書いて復習できるようにすれば、テストの結果が良くなるように、スポーツも上達するのです!
ですが、多くの方は勉強とスポーツを別に考えて、
勉強は頭でするもの
スポーツは体がするもの
だと考えています。
そう、スポーツは体で覚えるものだ!なんて言われます。
ですがそれはまったくの間違いです!
なぜなら、そもそも人間の脳は私達が体を動かそうとした時はニューロン(神経細胞)からニューロンへとシナプスをとおりながら電気信号を伝えていきます。
そしてその神経パターンができて運動などは上達をするわけですが、筋肉には記憶するシステムなどないので、すべて筋肉は脳からの指令によって動いているわけです。
なので、
”体で覚える”
これは実は脳が覚えているというわけなのです。
なので、
「おれはバカだから運動しかできない」
といった言葉は間違いであるのです。
そう、勉強とスポーツの違いは大きな筋肉を動かしているか、小さな筋肉を動かしているかの違いなだけなのです。
なので、よく、小学生の頃などに、スポーツができる子は勉強もできる子が多かったなんて場合は、その子はこの脳の使い方を上手くする方法を知っていたというわけです。
なので、
勉強ができる人やスポーツができる人=その上手くなる方法を知っている人
勉強ができない人やスポーツができない人=その上手くなる方法を知らない人
と言えるわけです。
つまり、勉強にせよ、スポーツにせよ成果が上がらないのは、その努力の方法が間違っているだけであるというわけです。
私は人間はDNAレベルで見たら差なんてほぼないと思っています。
そう、このような方法を知るか知らないかの差なだけなのです。
そして、話は戻しますが、その方法として大切なのがスポーツノートをとることであるといえるのです。
1-2.人間の脳は忘れやすい
では、なぜスポーツノートが重要なのか。
それは先ほど復習が重要であるとお伝えしましたが、
そもそも、
人間の脳は忘れやすくつくられている
からです。
「なんだそんな当たり前のことか!」
と思われたかもしれませんね。
でも、これを理解することがとても重要です。
下のグラフを見て下さい。
これはエビングハウスの忘却曲線といったもので、今から100年以上前にドイツのヘルマン・エビングハウスという心理学者が行った研究結果をグラフで表したものです。
このグラフを見ていただいても分かるように、人間の記憶とは本当にすぐに忘れてしまうようにできているのです。
20分後には42%も忘れるんですねw
あなたも受験勉強などの経験があれば、記憶することの大変さはお分かりいただけると思います。
でもこれは人間の脳の構造上仕方ないことだと言われています。
なぜなら、もし人間がすべての情報を記憶することができてしまったら覚えておきたくないことまで鮮明に覚えてしまってしまうでしょうから。
それはいやですよね。
忘れてしまいたい過去の出来事とかってありますよね!
ですが、困ることに人間はいらない情報だけではなく大切なことですら忘れてしまいます。
「なんでだよ!」
って思いますよね。
でも、それは実は仕方のないことなのです。
例えば、嫌な事だけ忘れて、成功体験だけが残っていれば人間は決して成長しないと思いませんか?
トップアスリートは失敗と同じように大活躍したことですらすぐに忘れてしまうと言われています。
それは、それを次の試合などの過信による心の隙にしないためのようです。
なので、忘れてしまうということは決して悪いことではないのです。
とはいえ、やはり覚えなければならないこともたくさんあります。
「どうしたら大切なことを記憶できるのか」
と思われる思います。
そう、そこで重要となるのがその方法を知ること。
その方法が、
復習
なのです。
もう1つ別のグラフを見て下さい!
画像出典:http://transformation-technologies.livedoor.biz/archives/65690942.html
これは先ほどのエビングハウスの忘却曲線の図に復習をした場合にどうなるのかを表したものです。
これを見ていただけるとお分かりいただけますが、人間の記憶とはこのように定期的に復習を取り入れることによって、記憶の定着率がどんどんあがっていくというわけです。
5回目には100%近く記憶に定着していることが分かりますね。
なので、あなたもきっと経験しているテスト前の一夜漬けの暗記では次の日のテストでは多少有効であっても、長期的に見たらほとんど忘れてしまうというわけです。
逆に、復習をするといった行為さえしっかりと行えば、人間の無意識なレベルに記憶を定着させていくことができるというわけです。
学校で習う予習復習の大切さは間違いではないのです。
例えば、あなたは自分のご自宅の電話番号なら何も見ないで言えるのではないでしょうか?
そう、無意識で番号がでてきますね。
これも今までにその番号を書いたりしてきた回数が関係しているのです。
ですので、先に勉強もスポーツも一緒であるといったことをお伝えしましたが、スポーツに関しても復習をしっかりと取り入れることによって上達は劇的に伸びるというわけです。
1-3.自分の課題に気が付く!
スポーツノートを書くということは、間違いなく頭を使って考えるわけなので、自分の課題に気が付くことができます。
実はそれはすごく大切なことで、先ほど体で覚えるとは脳が覚えるといったこととお伝えしましたが、
これは無意識レベルで覚えている記憶と一緒であり、動作にも無意識レベルでできてしまうことがあります!
例えば、自転車に乗るとか車を運転するとかそうですね。
マニュアルの車の運転なんてまさに体で覚えていなければできないといえますし、もし無意識レベルではないのであれば動きはぎこちないはずです。
でも、これらも今となっては無意識レベルでできるようになったのは、
「どうしたら出来るのだろう?何が課題なのか?」
と最初のころは頭で考えて覚えてきたからです。
そう、人間はどんな動作を行うにせよ、まずは最初の上手くできない時は、大脳を使って考えながら動作を行います。
そしてそれはやがて繰り返し何度も行うことによって大脳から小脳へとその動きのデータが無意識レベルに保管されるのです。
これがいわゆる体で覚えたということですね。
ですが、ここで気を付けてほしいのが、繰り返し行うといっても、
自分の課題を明確にして行ったほうが良い
ということです。
例えば、野球の素振りをただなんとなくやっていたらどうでしょうか。
間違ったホームのままそれは悪いクセとなって小脳に保管されてしまうでしょう。
つまり上手くなりません。
なので、
自分の課題に気付いているのか
といったことがとても重要なわけです。
ですから、スポーツノートをとることによって、自分の課題に気付くことができるので、日々の練習でその課題や問題点を頭で考えながら取り組むことができるというわけです。
人間はつい自分の苦手なことや、問題から逃げてしまうものです。
ですが、上達にはそれを絶対に乗り越える必要があります。
スポーツノートによって課題を明確にして正しい動作を無意識レベルでできる動作へと導くのです。
スポーツの上達は練習に取り組む際に課題が明確に気付けているのかいないのかは本当に上達の差に大きく影響します。
この気付きとはスポーツ心理学でもセルフモニタリングといって、セルフ→自分で、モニタリング→観察するといった中で得に重要だと言われています。
是非スポーツノートであなたの課題や問題点に気付いて日々のトレーニングに取り組みましょう。
1-4.やる気の維持
あなたもワクワクしてやる気がドッと出てくるような時ってあると思います。
それは、あなたの理想の自分をイメージして、
「こうなりたい!」
と強く思った時なのではないでしょうか。
例えば、サッカー選手になってたくさんの観客の前で活躍する自分をイメージしたりするとワクワクしたりしますね。
そして、その目標に向かって頑張ろう!と思うわけです。
ですが、そんな一気に高まったやる気でさえも、なかなか長続きしないなんて人もいるのではないでしょうか。
ですが、それは一体なぜなのか。
その原因はさまざまな原因が考えられます。
その中でも重要なことは、先ほどお伝えした、
脳は忘れやすい
といったことです。
そう、実は、人間の脳は夢や目標ですら忘れやすいのです。
忘れるというとより、記憶が薄れていってしまうといったことでしょうか。
例えば、よく3日坊主なんていわれますが、これも「やるぞ!」って思ってから3日経つと目標がうすれてしまうからです。
これは先ほどの人間の記憶の話からもお分かりいただけると思います。
つまり、あなたの目標や夢も定期的に復習をしていかなければ薄れていってしまうというわけです。
それが、
なんかやる気がでない
といったことの1つの原因なのです。
あなたも何か目標や夢を持ったのは良いものの気が付いたらその情熱が薄れてしまって現状に戻ってしまったなんて経験はあるのではないでしょうか?
私は過去に何回もあります。
ですので、スポーツノートを毎日書き続けるといったことはそのような自分の目標や夢をしっかりと忘れずにいられる重要なものなのです。
そのためにはスポーツノートには当然目標や夢を記入した方が良いというわけなのですが、
次は、いよいよスポーツノートの効果的な書き方についてご説明します!
2.スポーツノートの効果的な書き方
それでは、ここからはスポーツノートの具体的で効果的な書き方についてお伝えしていきたいと思います。
2-1.大きなゴールの設定
先ほどお伝えしましたが、やはり私が絶対にスポーツノートに書いていただきたいのは、
ゴールです!
そう、夢といっても良いでしょう。
そして、今のあなたの現状では成し遂げられないような大きなゴールを設定してほしいのです。
なぜ大きなゴールなのか。
それは、今のあなたの現状で達成できるゴールであれば、今のあなたの現状は何も変える必要がないからです。
例えば、これはスポーツの話とは変わりますが、あなたが会社員だとして、その会社の課長になるといったゴールはあなたの現状をそれほど変えなくてももしかしたら叶うかもしれないゴールです。
ですが、さらにもっと大きな今の現状で叶わないようなゴールを設定すれば、あなたはその会社にいては無理であると考えるため、現状を変えなければならなくなります。
これが、現状を変えなければ成し遂げられないゴールであるということです。
つまり、今のあなたの現状の延長ではないゴールなので、
あなたは行動して変わらなければならない
ということです。
多くの人は、
「今を変えたい!」
と思っています。
なのにもかかわらず今の現状で叶いそうなゴールを設定してしまいます。
ですが、そのようなゴールを持っていても今という現状で成し遂げられるかもしれないゴールでは、今を何も変える必要はないですよね。
だから現状では成し遂げられないゴールを設定して今この一瞬からあなたの行動を変えていくことが重要なのです!
もちろん物理的に無理なゴールもありますので、それはよく考えた方が良いです。
でも逆に、
「私は今のままで十分です」
といった方はもいるかもしれません。
もちろん今の現状で満足だと心から100%言えるのであればそんな大きなゴールを持つ必要はありません。
ですがそれは本当でしょうか?
もし、あなたの命があと1年だと言われても今のままで良いと思いますか?
私には無理です。
私は常に自分のゴールを成し遂げるために自分の環境を変えてきました。
中学では部活ではなくクラブチームのサッカーチームにいき、高校は名門の前橋育英高校にいき、サーフィンを上手くなるために群馬の会社をやめて千葉の日本で1番レベルの高いポイントで毎日のようにサーフィンをして、サッカーコーチではJリーグ下部組織チームでサッカー指導をしてきました。
そしてそんな環境も次のゴールのためにそろそろ変えようとしています。
というかもう決めています。
なので、行動はあなたのゴール設定次第なのです。
あなたのゴールがデカければ、人間の脳は自然とそのようになるための情報をクリエイティブに無意識レベルで教えてくれるのです。
「そんな大きなゴールを持つ自信はない」
という方もいるかもしれません。
ですが、自信はだれにでも持つことができます。
大丈夫です!
自信を持つ方法は私の別の記事
自信なくしてどんな世界でも成功はない!今回は超一流スポーツ選手から学ぶ自信のつけ方を分かりやすく解説していきます!あなたの人生がより良くなりますように!
で詳しくお伝えしていますので是非ご覧ください。
2-2.目標の種類
大きなゴール設定ができた、次に大切なことは、そのゴールから逆算して目標を期限を決めて
細分化
していくということです。
目標とはゴールとは違い、ゴールまでの道しるべのような存在です。
いくら先ほど大きなゴールを設定したとしても、そんな大きなゴールでは毎日そのゴールに近づいているかもわからないので途中で挫折するなんてことにもなりかねないからです。
そしてその期限を決めた目標はまったく手の届かないような設定よりは、頑張れば手の届くような目標設定がおすすめです。
ではその目標設定の方法ですが、
まずは、
長期目標(1年から2年)を設定します。
次に、
短気目標(半年)
月間目標
週間目標
毎日の目標
といったように目標を細分化していくわけです。
そうすることによって、
今日という一日に何をする必要が自分にはあるのかが明確になるのです。
多くの人は毎日毎日をただなんとなくふんわりと生きてしまっています。
ですが、今をふんわりを生きていれば、間違いなくふんわりとした、今というこの現状となんら変わらないレベルの未来しかこないのです。
だから細分化して毎日1歩1歩進んでいるという達成を繰り返すのです。
そうすれば挫折することなく目標に向かって進み続けることができるのです!
そしてスポーツの場合はさらに、月間目標単位で、
・結果目標
・技術・メンタル目標
・練習・日課目標
を設定します。
結果目標とはその月に大会などがあるようなら、その結果の目標を決めることです。
技術・メンタル目標とは、その月の技術面やメンタル面の課題を明確にします。
練習・日課目標は、その月に目標に向かって毎日する練習を決めます。
例えば、毎日素振りを500回するといったことですね。
2-3.とにかく気が付いた点を書く
あなたが普段から練習をしていれば、必ず何かしらの気付きがあると思います。
そう、それは閃きとも言えますね。
そしてその気付きは、肉体的なこと、精神的なこと、さまざまなことがあると思います。
ですが、そんな閃きも人間はやはりすぐに忘れてしまいます。
あなたも、普段なにか良いアイデアが思いついたのに、
「あれ、あの時何思いついたっけ?」
と思い出したくてもなかなか思い出せないなんて経験はありませんか?
例えば、お笑い芸人なら良いネタを思いついたのに、メモしなかったために忘れてしまったようなものです。
それはもったいないですよね!
それはやはりスポーツでも一緒です。
なので、どんな些細なことでもよいのでノートに記入するといったことはとても重要です。
文字で表現できなければ、イラストとしてかくのも良いでしょう。
大事なのは忘れる前にどんなことでも書くことです。
そうすることによって、思考はどんどん深まっていきます。
そう、書く事によって人間は考えるからです。
動作もそうですし、メンタルもです。
そしてここで1つ大切な事があります!
ノートを書く時に注意してほしいことは、
なんで上手くいかないのだろう
ではなく、
どうしたら上手くいくのか
といった思考で記入することです。
人間の脳は自分への問いかけによって天才的に答えを探してくれます。
ミスに対して、なんで上手くいかないのだろうと脳に質問してしまえば自分の上手くいかなかった原因であるマイナスな点しか答えにでてきません。
例えば、足が遅い。背が低いなど。
ですが、どうしたら上手くいくかと脳に質問すれば、できるようになる答えしかでてきません。
例えば、こうやったら上手くいくかもしれないなど。
なので、ノートを記入する時は常に、
どうしたら上手くいくか
という問いかけを自分にしながら記入することが絶対条件です。
ちなみにフィギュアスケートの羽生選手は練習の合間でさえも自分が気が付いた点などはノートにどんどん記入していくスタンスをとっていたと言います。
それくらい復習意識が高いわけです。
あなたも練習が終わったら、閃きを忘れる前にすぐにノートに記入することをおすすめします。
2-4.体調管理
さらに意識を高くして行うのであれば、体調管理などの記入も毎日行います。
ちなみに本田圭祐選手は毎日、体重、バランスの良い食事はとれているか、起床時間、就寝時間、脈拍数なども記入していたそうです。
このことによって、毎日の安定したパフォーマンスをキープできるほかに、
・疲労の予防
・怪我の予防
・本番にベストなコンディションで臨む
といった効果が期待されます。
こちらの体調面に関した記事は私の別の記事で詳しくお伝えしていますので是非参考になさって下さい。
スポーツ選手の食事は量とタイミングと+αで必ず大切な秘密があるのです!このノウハウで必ずあなたのスポーツパフォーマンスは向上いすることをお約束します!
疲労とは、スポーツ上達において、最大のマイナス要因なのです!疲労の回復メカニズムを理解して、是非あなたのスポーツパフォーマンスを劇的に向上させて下さい!
怪我でスポーツ人生を棒に振るってしまうなんて絶対に起こってほしくありません!オレは怪我なんてしない!なんて思わず、怪我を予防する重要性に気が付いて下さい!
2-5.アファメーション
もう1つ大切なことで、
アファメーション
を唱えるといったこともゴールを叶えるためにスポーツノートに記入して実施してほしいことです。
これはやれば絶対に効果があることなのに多くの人はやっていない事です。
実はどんな分野でも成功者はほとんどアファメーションを行っていると聞いたことがあります。
アファメーションをする理由としては、
「自分ならできる!」といった、
ゴールを達成するための自己能力を自己評価する力
そのことを、
エフィカシー
といいますが、
そのエフィカシーを高めるためです。
つまり、自分のセルフイメージをあげていく作業なわけです。
そう、自分を信じる、確信する力をつけるということです!
人間は何をするにせよ、このエフィカシーが高くない限りはテクニック以前にどんなゴールも達成することは出来ません。
いってしまえばエフィカシーさえ高ければ人はどんなゴールも達成できます。
そう、「おれにはできる!」と思っていなければどんなことも出来ませんからね。
ではなぜ、アファメーションを唱えることによってエフィカシーが高まるのかというと、
人間の脳はコンフォートゾーンと言われる、”あなたの居心地の良い場所”から、ズレた時にそこに戻ろうとする力が働きます。
それは、科学的には戻ろうとする働きをホメオスタシスと言いますが、その時に脳はクリエイティブ(創造的)にそこに戻る理由をたくさん探し出します。
例えば、あなたのスポーツのチームメイトのエフィカシーが高く、大きなゴールを持っているのにも関わらず、あなたのエフィカシーが低ければ、あなたは無意識レベルで、
出来ない理由
をクリエイティブに探し出します。
そしてあなたはその出来ない理由(言い訳)を仲間に伝えてしまうのです。
これは少なからずだれにでも経験があるのではないでしょうか?
そう、できない理由を一瞬でいくつも言い訳として脳が天才的にクリエイティブに働いてしまうのです。
脳ってすごいですよね!
これがホメオスタシスの働きによって居心地の良い状態に戻ろうとする働きなのです。
人間が自分の体温を一定に保っていられるのもこの働きによるものです。
そして、アファメーションとはその脳の機能を上手く利用して、
現状では叶うことのできないゴールを臨場感をもって唱えることよって、今のあなたの現状の居心地の良い場所とそのゴールを叶えている自分にギャップをいだき、今の現状に不満を持ちそのゴールを叶えるために脳がクリエイティブに”できる方法”を探して出してくれるために行う事です。
少し難しい話になってしまいましたが、
つまり、脳を騙して脳にゴールを達成するために天才的に働いてもらうテクニックというわけです。
なので、脳を騙すくらいに臨場感を持って唱えることがとても重要だということです。
アファメーションを唱えるうえでの特に大切なポイントは以下の通りです。
・アファメーションとは本来英語で強い肯定を表しますのでとにかく肯定的に唱える。
・現状では不可能なゴールを設定する
・そのゴールを達成している自分になりきるのではなく、それを達成するにふさわしい自分になりきる
・五感を感じて臨場感をもって唱える
・現在進行形で唱える
・一人称で唱える
・情動を表すような言葉をつかって唱える
ここで気を付けてほしいのは、そのゴールを達成している自分をイメージするのではないということです。
なぜなら、先ほどにも述べたように、ゴールは現状では成し遂げられないほどのゴールが良いわけなので、そのゴールを成し遂げている自分はいまいち臨場感を持てないと思いますし、もしすでにゴールを成し遂げているイメージを持ってしまったら、今を何も変える必要がなくなってしまい、
「これでいいんだ!」
って思ってしまうからです。
それでは単純に考えておかしいですよね!
なので達成しているイメージを臨場感を持って唱えるのではなく、それを達成するにふさわしい自分に臨場感を持ってなりきってアファメーションを唱えることが重要なのです。
例えば、
・「私はプロサッカー選手になるために毎日ゴールに向かって1つ1つ課題をクリアして成長している」
・「私は今のチームを誇らしく感じてチームメイトに愛される存在である」
など・・。
これはもう本当に自分の自由ですが、これを、
毎日、朝起きた時と夜寝る前、空いた時間
に臨場感を持って唱えることによってあなたの脳は現状に不満を抱いて、そのゴールを成し遂げるための方法を無意識レベルでクリエイティブに考え行動に移してくれるのです。
なぜ朝起きた時や夜寝る前なのかというと、人間は寝起きや寝る前などは意識がぼやけているので潜在意識に介入しやすいからです。
そして日中にも空いた時間でさらに紙などに書いてあるものを眺めることによって無意識でその目標を達成するにはどうしたらよいかを脳が見つけてくれるのです。
そしていつのまにか、
「おれにはできる!」
って思っているわけです。
そう、それがセルフイメージがあがりエフィカシーが高い状態であると言えるのです。
エフィカシーを高める方法や、アファメーションについては、詳しくお伝えするとかなり長くなってしまいますので、また改めてお伝えしますね!
子供のスポーツで、「メンタルが弱い」をどうにかしたいと思われているのではないでしょうか?そこで今回は親であるあなたができる子供のスポーツメンタルを鍛える方法をシェアします!
2-6.スポーツノートテンプレート
分かりやすく私なりに以上のことをまとめたノートのテンプレート的なものを作成致しましたので、是非参考にして下さい。
書き方の順序をお伝えします!
このテンプレートは1週間単位のテンプレートになっています。
ですので、この一枚を一週間で書き終えたら、次の週はまた目標などを記入しなおしていきます!
ゴールや目標は忘れやすいのでこのように毎回書くことが重要なのです!
そしてゴールや目標は途中で変わってしまっても大丈夫です!
人は行動さえしていれば、途中でさまざまなアイデアや思考に変化が起こります!
ですので、1度設定したゴールでも、途中で変わっても良いのです。
1.まずは現状では不可能なゴールを設定する
2.その目的も決めると良いでしょう。(なんのためにそのゴールを達成したいのか?)
3.長期目標(1年から2年)、短気目標(半年)、月間目標、週間目標、毎日の目標に分ける
4.結果目標、技術・メンタル目標、練習・日課目標を設定する
5.アファメーションを記入する
以上のことは週始めに1度記入します。
そして以下のことは毎日記入します。
もし上のテンプレートの記入スペースが狭ければ大きくしてもらって構いません。
6.今日の日付の箇所に毎日以下を記入します。
・技術メンタル目標は意識きたか?
・日課目標が達成できたか?
・健康管理チェック
・閃き、気付きなどなんでも記入
7.朝、夜、空いた時間にアファメーションを唱えます
最後に週末に行う作業があります。
8.週末に来週の各目標をまとめます
3.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
スポーツノートの隠されたパワーはご理解いただけたでしょうか?
ですが、いくらその効果が高いものとはいえ、人間は継続してやり続けていくことが本当に難しいことだと思います。
そう、大切なことは、
やるかやらないか
です。
そう、
できるかできないか
ではありません。
やるかやらないか
です。
こんなくらいだれにでもやれますから!
ですが、こんな根性論だと説得力もないので、習慣化するコツは以下の記事で詳しくお伝えしていますので、
スポーツノートを継続していきたい!
と思われる方は是非参考にして下さい!
成功する極一部の人は習慣が違う!今回はその習慣を身につけるための簡単なコツを公開します!
では、最後に今回の内容を簡単に振り返ってみたいと思います。
【なぜスポーツノートを書くべきなのか?】
1、スポーツも勉強も上達のコツは同じ
2、人間の脳は忘れやすい
3、自分の課題に気が付く
4、やる気の維持
【スポーツノートの効果的な書き方】
1、大きなゴール設定
2、目標の種類
3、とにかく気付いた点を書く
4.体調管理
5、アファメーション
6、継続がすべて
今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
あなたのスポーツ人生がより良いものへとなりますように。
心より感謝申し上げます。
それではまた!
※【追伸】※
「子供のスポーツを本気で応援したいお父さんおかあさんへ!」
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お子さんが後悔しないスポーツ人生を歩むために必要な、トップアスリートに共通するメンタルを手に入れる方法、スポーツが上達する体の仕組みなど、今まだ多くの人が知らない子供のスポーツ教育法を徹底的にお伝えしています!
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
松原秀文
明確で解りやすくとても感銘を受けました。
私自身も体育会で学生時代過ごしたのと、現在子供のアドバイスで模索している所とても参考になりました。
当り前でやってた部分が、どんな意味があったのか再度確認する事も出来ました。
今後とも悩んでいる子供たちの手助けを継続して頑張って下さい。
コメントをいただきありがとうございます。
お子さんのスポーツに役立つことができ大変うれしく思います。
お子さんの成長を心より願っています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
私もこれからも引き続きがんばります!
ありがとうございました。
松原
子どものスポーツに熱心になりすぎて、悪循環のまっただ中にいる母です。
とても参考になりすぐ実践していきたいと思っています。
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酒井様
コメントいただきありがとうございます。
そうなんですね。お子さんのスポーツに熱心になられていることはすごく素敵なことだと思います。
ですが、ちょっと間違えてしまうと悪循環になってしまうんですよね。
そごく分かります。
教育って難しいですよね。
私の記事がお役に立てすごくうれしく思います。
メルマガの件ですが、大変申し訳ありません。
実はメルマガ準備が今間に合っていなく必死で取り組んでいる最中なんです。
年内中にはメルマガを発信できる予定です。
ややこしくてごめんなさい。
もうしばらくお待ち下さい。
コメントいただきありがとうございました。
お子さんのスポーツがより良い方向へ進んでいけますように願っています。
松原