サッカー上達

少年サッカーお父さんコーチに必ず知ってもらいたいこと!

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こんにちは!スポーツコンサルタントの松原です!

この記事をご覧になってくれているあなたは、お子さんがサッカーをしていて、お父さんコーチとして我が子のサッカーチームを指導されている方なのかもしれません。

そう、お子さんのサッカーを心から応援していて、自分のサッカー経験を生かしてお子さんのためにと情熱をもった方なのだと思います。

それはとても素敵なことだと思います。

そして、そんな私も、実は小学生の頃は父がサッカーコーチとして父から指導を受けていた経験があるのです。

ですので、私自身の意見としては、お父さんが熱心にお子さんのサッカーを指導すること自体はとても素晴らしいことだと思いますし、応援したい気持ちを持っています。

私も父には感謝しています。

が、そんな中でも私は振り返ってみれば、父の指導が今思えば少し間違っていたなと思うこともありますし、それは10年ほどJリーグ下部組織チームでサッカーコーチを経験させていただいた中でも強く感じてきたことであります。

そう、お子さんのためにといって一生懸命指導されているお父さんコーチの中にも、

「ちょっとその指導じゃ・・・、」

といった方も正直実際にはたくさんいたからです。

ですので、今回の記事では、そんなお父さんコーチの方がお子さんのサッカー上達のために知っておいていただきたいことをまとめてみましたので是非ご覧になっていただきたいと思います。

この記事を読んでいただければ、お子さんに遠回りさせることなくサッカーを上達させていくことができると思います。

それではさっそくはじめていきましょう!

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1.中途半端に教えることほど危ないことはない

まず、私が始めにお伝えしたいことは、

お父さんコーチの方も子供の未来に責任を持ってほしい!

といったことです。

実際に私の父もそうだったように、多くのお父さんコーチの方は実際にご自身の息子さんがいて、自分もサッカーをしてきたといったような理由から軽い気持ちでお父さんコーチとして少年団チームでコーチをスタートするのだと思います。

という私自身もサッカーコーチを始めた時は、

「サッカーコーチはなんか面白そうだしやってみるか」

といった軽い気持ちでサッカーコーチをスタートさせました。

とはいえ、私は実際に仕事としてサッカーコーチをJリーグ下部組織チームでスタートさせたので、そんな甘い考えは間違っていたことに気付かされました。

そう、私の務めていたチームの代表は本当にサッカー指導に対して高い意識を持っている方だったので、

ポケットに手を突っ込むのはダメだよ。

腕を組んで指導するのもダメだよ。

練習中に座っちゃだめだよ。

子供の前でたばことか炭酸ジュースは飲んじゃまずいよ。

そのトレーニングには何の意味があるの?

トレーニングのテーマは?

練習メニューをしっかり提出して。

子供は話を聞けないのはスタッフのせいだよ。

全然試合だめだね。選手が全然動いてない。何を教えてきたの?

保護者さんからこんなクレームがあったよ。

・・などなど。

このようにそれはそれは自分が最初に思い描いていたサッカーコーチの世界とはかけ離れた世界でした。

そしてサッカーコーチとして本当にさんざんダメ出しを食らいながら10年間続けてきました。

とはいえ、それは考えてみれば当たり前のことです。

だって、ちゃんとお金をいただいて、子供のサッカーを指導しているのだから。

そう、プロとしてサッカーコーチをさせていただいているのです。

適当には教えられません。

とはいえ、お父さんコーチとなれば、先ほども言いましたが、ほとんどの方はボランティアで子供を教えている方なのではないかと思います。

そして、この世の中、こういったしっかりとお金をいただいて指導しているチームよりも、まだまだボランティアでのお父さんチームの方が実際には多いように思います。

そういった中、私も多くのボランティアのお父さんコーチの方のサッカー指導を見てきましたが、

はっきりと言ってしまえば、

「それでは子供が可愛そうだよ」

と思ってしまうことが非常に多いい現状を見てきたのです。

例えば、子供の前で平気でたばこを吸っていたり、昔ながらの古臭いトレーニングばかりだったり、自分の気分だけでエラそうに指導していたり。

そのわりに、勝敗がかかった試合になれば根性論を子供達にたたきつけて怒鳴り散らす。

そう、そんな方ばかりなのです。

とはいえ、実際には子供達のサッカーを指導していることに対して、

プロもアマも関係はあるでしょうか?

指導している以上、

「どうせお父さんコーチだし」

といった気持ちで指導して良いのでしょうか?

子供のサッカー指導している以上責任を持つべきなのではないでしょうか?

だって、子供達の親御さんだって信頼して任せているはずです。

だから、ボランティアだから手をぬいて良いわけがないのです。

言い方は悪いですが、中途半端に指導するのであれば、やらない方が子供のためだとも私は思います。

そう、中途半端に教えることほど、子供のサッカー成長にとって危ないことはありません。

私は10年間サッカー指導をしてきて、本当に子供はサッカー指導者次第で上達に差が出てきてしまうことを身をもって実感してきました。

そう、私のチームの代表の方は本当に子供のサッカーを上達させるのが上手かったのです。

彼に教わった子供達は本当にサッカーの質が高まり、周りのチームとは比べものにならないようなサッカーをするようになってしまうのです!

こんな現実を見てきたからこそ私は指導者は責任を持つべきであるなと心から思うのです。

では、そんな私のサッカーコーチのメンターでもある方の指導は何がいったい他の指導者と違うのか?

といったことについてお伝えしていきます。

良いサッカーコーチを見極める!子供の成長は指導で決まる!

世の中には間違いなく、良いサッカーコーチとそうでないサッカーコーチが存在します。そしてコーチ次第であなたのお子さんの技術に多大な影響を及ぼしてしまいます。

2.サッカーの原則原理を理解するべき

まず、サッカー指導をしているお父さんコーチの方でもこんなことを言ってくる人がいます。

「おたくのチームはパスサッカーですね。」

といったことです。

こんな質問をしてくる人は私的には、

「サッカーの原則原理を理解していないのだな」

といったうように思ってしまいます。

というのも、そもそもサッカーに「ドリブルサッカー」も「パスサッカー」も存在しません。

たしかに、ドリブルの上手い選手もいれば、パスの上手い選手も当然います。

世界で見れば、ブラジルはドリブル。スペインはパス。といったイメージもあるでしょう。

ですが、サッカーのそもそもの本質はゴールを奪うために1番良い方法を選択することです。

そう、それが、ドリブルなのかパスなのか。

ただそれだけです。

当然、パスをした方が良いシーンでドリブルをしてしまえばそれば効率が悪いですし、シュートを打った方が良い時にパスをするのも選択ミスです。

最近のサッカーでは南米のチームがなかなかワールドカップで優勝できないのも、ドリブルにこだわった意識が強いことが原因のようにも思います。

そして、それは日本の少年サッカーチームにもあることで、

今だに、

「ドリブルがすべて」

だと思って昔ながらの指導をしている指導者もいるほどです。

ですが、サッカーは大人なら1試合でボールに触れている時間は2分程度だといわれています。

そう、90分間のうちたった2分です。

それなのに、たった2分のことだけの練習を重点的に行っていたら子供達は間違いなくドリブルに偏った選手になってしまいます。

サッカーの本質はゴールを奪うためにより良い選択をすることです。

つまり、選択肢をたくさん持って良い判断ができる選手が良い選手なのです。

ドリブルもできて、パスもできて、シュートも打てて、守備もできる。

間違ってもドリブルが上手い=サッカーが上手いではないのです。

ということは、サッカー指導は本当にたくさんの選択肢をコーチが選手に教えてあげなければなりません。

そう、「こんなこともあるね。あんなこともできるね。」

といったようにたくさんの方法を教えてあげることが重要なのです。

だからこそ、日々サッカーは進化していてたくさんのトレーニングメニューも生まれています。

なのにも関わらず、古臭い昔ながらのトレーニングばかりをしていれば、選手は最先端のトレーニングを受けている選手達に敵うわけがないのです。

これに気が付けば、指導者は日々トレーニングや指導について学ばなければならないことが理解していただけるかと思います。

口だけでああしろこうしろというのは正しい指導ではありません。

子供はトレーニングの設定で上手くなるのです。

口だけで上手くさせることができるのであればそんな簡単なことはありません。

まずは、お父さんコーチの方でも情熱をもってお子さんのいるチームを指導しているのであれば、サッカーの原則原理を理解して学んでいっていただきたいなと思います。

サッカーIQが高まる重要なポイント!原則原理から考える!

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3.やらせ過ぎは良くありません

そして、お父さんコーチの方がやられているチームで良くあることが、

「今日は午前中から練習してきたんです!」

といってあたかも、

「うちのチームは朝から晩まで練習していて気合入っています!」

と言わんばかりのお父さんコーチの方がいるということです。

そう、やればやっただけ上手くなると思っているのです。

ですが、それは私はおすすめしません。

なぜなら、そもそもそんなに1日中サッカーをしていて子供達は本当にすべて集中してやる気をもって取り組めているのでしょうか?

ちなみに小学生の低学年の集中力は15分程度と言われ、高学年でも1時間程度と言われています。

そういった中で、本当にその1日中サッカーをしていることが子供のサッカーが上手くなる方法なのでしょうか?

もちろん子供が自主的にやっているのであれば良いとは思います。

が、そういったスケジュールはだいたいが大人が組んでいるものだと思います。

その長い活動が少しでも大人のエゴになってしまっているのであればそれは無駄にすぎません。

それに、その活動にはもう1つ気を付けてほしいことがあります。

それは、

疲労

です!

当り前ですが、当然子供だって疲れます。

ですが、この疲れに対して世の中のスポーツ教育者達は甘く考えすぎなのです。

とくに子供のこととなると、

「子供は疲れを知らない」

といった思い込みがあるのか大人はつい子供をやらせ過ぎてしまうことも多いのです。

例えば、お子さんのスポーツに熱心な方は練習前や試合前などに何キロも子供を走らせてから練習に参加してくる方までいるほどです。

でも、私はそういったことを聞くとまっさきに、

「疲労は溜まっていないかな?」

と心配になってしまいます。

最近では高校サッカーなどを見ると必ず多くの選手達がテーピングをグルグル巻きにした状態で試合に出ていたりします。

つまり、痛い箇所があっても無理をしてサッカーをしているといったことです。

もちろん、仕方のない場合も当然あります。

が、それの原因は疲労がしっかりととれていないこともあるのかもしれません。

なぜなら、疲労をためてしまうと、

人間の体はガッチガチに固まってしまうからです。

「え!固まる!?」

と驚かれた方もいるでしょう。

が、そうなんです。

たぶん多くの人は、疲れるとぐったりとして、力も入らずに何もやる気も感じないようなイメージを持たれると思うのですね。

そう、一見体は力が入らないため柔らかくなるように思うと思うのです。

ですが、それはまったく逆なのです。

例えば、筋肉で考えてもらえれば分かりやすいと思います。

疲れるとマッサージなど受けたくなりますよね。

そう、コリ固まった体はほぐしたいと思われると思うのです。

そして、マッサージをしてもらうと、だんだんと筋肉は柔らかくなっていきます。

そう、疲れで筋肉が固まるとはこういったことです。

ですが、実際には、疲労で固まってしまうのは筋肉だけではありません。

他にも、筋肉に疲労が蓄積したときと同様に関節も固くなってしまいます。

関節が固まると脚や上半身など動かしずらくなります。

また他にも、血管が固まるために内臓や脳も固くなってしまいます。

これらは筋肉が固まる仕組みとはすべて一緒なわけではないですが、充分な代謝が得られずに、血管・リンパ液の循環が低下してしまい疲労が進み、毛細血管内にも平滑筋という筋肉があるので血液が潤沢に流れないほどに血管は固くなってしまうのです。

そのため脳の神経細胞やそれを支えるグリア細胞も代謝が低くなり、疲労物質や老廃物が細胞を傷つけて不調が続きさらに固まってしまうのです。

少し難しい話になってしまいましたが、

つまり、疲労がたまると、

筋肉だけではなく、関節、内臓、血管、脳すべてが固まってしまうということです。

そういった状態では、もちろんスポーツのパフォーマンスは上がるわけがありません。

脳疲労によって集中力も高まりませんし、そもそも筋肉は脳からの指令によって動いているので筋肉だって思うようには動いてくれません。

そして、そういった状態では、もちろん怪我も起こりやすいです。

小学生のころからこのようにハードに練習をしていれば、必ずどこかで怪我をしたりします。

その原因は集中力の低下かもしれませんし、筋肉や関節が固まって起こることかもしれません。

私も実際にサッカーコーチとをしてきて小学高学年から、中学生になると必ず腰痛やひざの痛みなどでサッカーを長期離脱してしまう選手を見てきました。

し、そういったことが原因で夢を諦めてしまわなければならない選手も見てきました。

こうならないためにも、絶対に疲労を軽く考えてほしくないのです。

絶対に、大人のエゴで子供にサッカーをやらせ過ぎてしまうことは控えてほしいのです。

4.暴言や罰走に何の意味もありません

ついこないだ、少年サッカーの県大会の会場でこのようなチームを目撃しました。

たぶん、少年団チームでお父さんコーチが一生懸命に指導されているチームです。

が、その指導はヒドイものでした。

そう、試合前のアップの時から子供達がミスをする度に、

「何やってんだ!」

「ばかじゃないのか?」

「何回言ったら分かるんだ!」

「そんなんもできないの?」

などと本当にヒドイ暴言を吐いて指導していたのです。

そして、そんな指導を受けている子供達を見ると、一生懸命に、

「頑張ろうぜー!」

「声出そうぜ!」

といったようにみんなで声を出しています。

が、それはただコーチに、

「声をだせ!」

といったように言われているから出しているだけです。

よーく子供達を見てみると、みんなそんな怒鳴るコーチにビクビクしながらプレーしているのです。

そう、まるでロボットのようにコーチの目を気にしながら動いていて、言われた通りにしか動けないような感じに私からしたら見えました。

そして私はそのチームの試合を実際に見ましたが、それはそれはヒドイもんでした。

選手がミスをする度にコーチはやはり試合中も、

「何やってんだ!」

と怒鳴り、応援しているお父さんお母さんも、

「シュートうてー!」

「負けんなー!」

といった子供に対して指示を出す。

そして、選手達まで、

「何やってんだ!」

といったような文句ばかり。

そう、つまり、指導者も親も選手までもがただ終わったことに対してああだこうだ言いたいことを言っているのです。

そして、やはり子供達のプレーはまるでロボット。

ミスをしたら怒られるからビクビクしているし、怒られたくないからミスをだれかのせいにするし、だから自分で考えてプレーできずに、ただ指示に従っているだけ。

案の定、そのチームは負けてしまいました。

そして、試合後はそのコーチが永遠と子供に対して説教時間。

あなたは、この状況をどう思われますか?

こんな指導が子供のサッカーを本当に上手くさせてあげることができると思いますか?

正直、私にはこんな指導で子供が上手くなるなんて1ミリも思いません。

なぜなら、はっきりと言ってそのコーチのは自分の指導力不足に気が付いていないからです。

そう、ミスに対して口だけでエラそうに言っていても、それは指導者が子供を育てられていない証拠です。

このような指導者は本当にそこに気が付いていないのです。

そう、すべて子供が悪いと思ってしまっているのです。

先にも述べましたが、古臭い指導ばかりでサッカーの本質すら理解をしていないのでしょう。

そんな状況で選手を怒鳴っているところで選手が上手くなるわけがないのです。

すべては指導者の責任なのです。

とはいえ、偉そうにこんなことを言っている私自身、以前は選手達を怒鳴り散らす最低コーチでした。

ですが、私は気が付きました。

そう、怒鳴っていても選手達は上手くならないと。

そう、上手くさせるためには、指導者が正しい知識をもって指導すること。

そして、選手に自信を持たせてあげることがすべてであるといったことに気が付きました。

まぁ当たり前ですが、スポーツは自信がすべてです。

自信なくして上手くなったり、接戦の試合に勝つことはできません。

それなのに、子供を怒鳴ってしまっていれば、子供は自信を失う一方です。

そして、それは子供の思い込みとなって、サッカーだけではなく、サッカーの世界から羽ばたいた後の世界でも一生自信を持つこともできずに苦しむことになりかねません。

そのくらい私はスポーツ教育者には責任があると思っています。

そして、そんなコーチに限って、子供達が試合に負けたからなどといった理由で、罰走をさせたりします。

ですが、これも言ってしまえば先ほどの暴言を吐くこととリンクして、自分の指導力のなさを選手のせいにしてしまって起こる行為です。

そう、罰走は、

「負けたのはお前らにせいだ!」

と言っているのと同じ行為なのです。

とは言え、お恥ずかしいながら、これも過去の私が良かれと思って行っていた行為でもあります。

ですが、こういった行為も私はきっぱりとやめました。

そう、すべては自分に責任があるといったことに気が付いたからです。

それに、こんなこと、本当に選手が自分からすすんでやっていないのであれば全く意味がありません。

そう、人にやれと言われていることなんてたかがしれています。

もちろん罰走といった行為自体、私も経験もありますし、昔から考えれば当たり前のような行為にも感じます。

が、そもそも罰走は「体罰」です。

体罰とは身体に対する侵害、肉体的苦痛を与えることが体罰にあたります。

そう、試合に負けたから、ミスをしたから、といったさまざまな理由でグランドを何十週も走らせるなどといった行為は体罰そのものです。

なぜなら、これは、身体に対する侵害ではないにせよ、あきらかに肉体的苦痛を与えている行為そのものだからです。

ちなみに私も高校時代には無限ダッシュといわれるものがあり、練習をダラダラやっているといった理由から、吐くまで走らさせた事が何回もありました。

たぶん100メートルを100本ほど走ったのではないかと思います。

ですが、多くの指導者は罰走自体を体罰だなんて思っていないのです。

そう、「殴る蹴るをしなければ罪にはならない。」そう思っています。

ですが、よく考えてみて下さい。

罰走をすることによって選手は何が得られるのでしょうか?

それで、本当にサッカーが上手くなるのでしょうか?

体力がつくのでしょうか?

メンタルが強くなるのでしょうか?

絶対にそんなことはありません。

なぜなら、先にも言いましたが、人間は自分から主体的に行動するからこそ成長するからです。

そう、このように第三者から与えられたような外発的動機ではどんな成果も得られないのです。

むしろ体にも心にもマイナス要素しかないのです。

もちろん先に述べた疲労も溜まってしまいます。

だからこそ、罰走や暴言で子供達が上手くなるわけがないのです。

ですので、この記事を読んで下さっているあなたには、本当に子供のために何ができるのかを考えていただきたいと思っています。

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5.サッカーの本質は楽しむこと

そして、そんな暴言や罰走をさせてしまう方はそもそものサッカーの本質を忘れてしまっている場合が多いです。

その本質とは、

『サッカーは楽しむこと』

といったことです。

「なんだそんな当たり前のことか」

と思われてしまいそうですが、とても大切なことです。

そもそも人間は楽しいと思ったことはとにかく集中して時間を忘れてワクワクした状態で没頭したりします。

例えば、子供が買ったばかりのゲームを夜中まで何時間もやってしまうのも、楽しいからです!

楽しいからこそ時間を忘れて、説明書を読んで、自分で考えて、攻略本をお小遣いでかってなんとかクリアしたり、対戦相手に勝てるようにするのです。

これが本当の努力というものです。

そんなこというと、

「こんなの努力でもなんでもなく遊んでいるだけだ」

と思われてしまう人もいるかもしれませんが、それは大間違いです!

そもそも努力とは頑張ることではありません。

そう、楽しくて自然とワクワクしてやっていることが努力なのです。

間違っても人からこうしなさいああしなさいと言われいやいややっていることは努力ではないのです。

そりゃぁそんな努力は周りから見れば、

「バカだねぇ」

といった感じです。

例えば、子供が夜中までゲームをしていても間違っても、

「スゴイ努力をしているね!」

とは思わないでしょう。

ですが、どのような世界でも、1流になるような人は周りからみれば、

「あの人はバカだな」

ってくらい行動していたりしているものです。

でもそれは、本人からすれば、いやいややらされていることなのではなくて、そもそも自分がワクワクして楽しくてやってしまっていることなのです。

「テレビゲームとサッカーは一緒じゃないと思うけど」

と思われている方もいるかもしれません。

が、サッカーもそもそもゲームです。

テレビゲームと違いはありません。

もっといえば、脳内では同じことが起こっています。

ただ使っている筋肉が違うだけです。

それに、サッカーも試合をするのに、

「ゲームしよ!」

って言いますよね。

そう、サッカーもゲームなんです!

だからこそ、子供がテレビゲームを夢中にやるように、サッカーも子供達が夢中になって取り組める環境を与えてあげることが指導者の役割なのです。

先にもお伝えしましたが、さまざまな設定の楽しいトレーニングをしてあげたり、テレビゲームを攻略するかのように、一緒に試合に勝つ方法を考えたり。

それが、良い指導なのです。

だからこそ、間違っても、

「何やってんだ!バカじゃないのか!」

ってのが良い指導なわけなにのです。

そう、楽しくなければ意味がないし、楽しいからこそ上手くなるのです。

あの有名な画家のピカソは生涯でなんと15万点近くの作品を残したと言われています。

90歳まで作品を描き続けたと考えれば、1日に4~5枚を毎日書いていた計算になります。

でもこれはやはりイヤイヤやっていてはできないことですよね。

そう、自分が心から好きでワクワクしていたからできていたことなのでしょう。

だからこそ、サッカーも一緒で指導者として1番に重要なことは、

「サッカーの楽しさを子供達に教えてあげること」

なのです。

これを指導者が理解して指導しているかいないかによって子供のサッカーの上達スピードや可能性が広がるかが決まってくるのです!

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6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

もしあなたが今お父さんコーチとしてご自身のサッカー指導と照らし合わせてもらって、少しでも心当たりがあるようでしたら、ご自身の指導を見つめ直していただけたら嬉しく思います。

とはいえ、完璧な指導者になんてどこにもいません。

こんなエラそうに言っている私自身、子供に感情的になって怒ってしまって。

「あーなんであんなこといっちゃったんだろ」

といつも後悔しながら指導をしていました。

ですが、こういった事実を知らないでいるのと知っているのとではまた違うと思います。

なので、少しでも自分の指導を見つめ直しながら自分も成長しようと思えている指導者が良い指導者なのだと私は思います。

今回の記事が少しでも、お子さんのサッカーを応援するお父さんコーチの方のお役に立てたら本当に嬉しく思います。

では、最後に今回の内容を簡単にまとめてみたいと思います。

 

・中途半端に教えることは危険です。子供の未来に責任を。

 

・サッカーの原則原理を理解して指導をしよう。

 

・たくさんやったから良いというわけではありません。主体性、疲労を考えましょう。

 

・暴言や罰走に意味はありません。すべては指導に責任がある。

 

・サッカーの本質は楽しむこと。これを忘れてはいけません。

 

では、今回も最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!

あなたのお子さんのサッカー人生がより良いものへとなりますように。

それではまた!

 

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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

松原秀文

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