こんにちは。スポーツコンサルタントの松原です。
今日は、
子供の身長を伸ばす方法
についてお伝えしていきたいと思います!
やっぱりお子さんには身長が少しでも高くなってほしいですよね。
例えば、スポーツの世界だって身長が高いことはやはり有利です。
身長が低いだけで体で負けてしまったり、わずか数センチの差で勝敗が分かれてしまうなんてことすらあります。
実際に私自身、高校まで名門高校でプロサッカー選手の夢をもって一生懸命にプレーをしていましたが、私の身長は中学生の早い段階で止まってしまい168センチ。
あと5センチでも大きければプロサッカー選手になる夢を実現できたかもしれない。
そんな後悔も正直あります。
おそらく世の中には私と同じように、あと数センチでも大きければスポーツで夢が叶えられたのではないかといった経験をお持ちの方は大勢いるはずです。
実際に私のサッカーの教え子にも、GKの選手であと5センチでも大きければプロになる可能性もあったのだろうと思う選手もいました。
ですし、スポーツに限らず、身長が小さいだけで、いじめられたり、自信を持つことができないなんていう場合すらあるかもしれません。
私も身長が伸びずに悩んでいた過去があるので本当に身長の悩みは痛いほどよく分かります。
身長が伸びないって本当に辛いんですよ。
そんな思いをあなたのお子さんにはしてほしくないですよね。
とはいえ、
「そんなこと言ってもどうせ身長は遺伝で決まっているんでしょ!」
と思われるかもしれません。
たしかに、実際には身長が決まるのは、
遺伝が80%、環境因子が20%
であると言われています。
ですが、知っていました?
実は!身長は環境の要素は20%しかないにせよ、その環境を整えることで
10cm近く伸びる可能性がある!!
というのです。
そう、環境要素は20%とはいえ、睡眠、運動、食事、などの影響を全て足すと、男の子はプラスマイナス9cm、女の子はプラスマイナス8cm、つまり、身長は環境を整えることで10cm近く伸ばせる可能性があるんです!
事実、過去に低身長治療専門外来ぬかたクリニック院長の額田 成さんは以前日本テレビ『特命リサーチ200XⅡ』で、身長は生活環境によって大きく左右されるとお話しをされていました。
では、その環境を整えるとは実際に何をどうしたらよいのか?
その方法を今日は詳しくお伝えしていきたいと思います。
この事実を知らないでいるということは、言ってしまえば、
お子さんが身長を10センチも損してしまう可能性がある!!
ということです。
それは非常にもったいないことですよね。
そうならないためにも是非最後まで読んでいただきお子さんの成長サポートにお役立ていただけたら幸いです。
では、さっそくはじめていきましょう!
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1.最終身長予測式
実は、一般的に子どもの最終の身長は次のような簡単な計算によって予測できるとされています!
必用なのは両親の身長だけです。
※男の子と女の子では計算式が異なります。
画像出典:https://www.i-leg.jp/news/article_000200.html
(最終身長予測式)
実際に私自身は父が163センチ、母が156センチで計算してみたところ、なんと!ピッタリこの計算式どおり私の身長は168センチでした!
ちなみに、私の兄も同じく168センチです。
「やっぱり身長は遺伝で決まっている!」
そう思ってしまいそうですよね。
ですが!そんなことはないんです!
例えば、この計算を私の妻にもしてもらったところ、妻のお父さんは175センチ、お母さんは156センチ。
計算すると妻の身長は161センチという結果になります。
ですが、妻の身長は私と同じ168センチ。
なんと計算式よりも7センチも大きいわけです!
(私は妻がヒールの高い靴を履くのが正直嫌です)
そして、さらに妻は3姉妹の長女で、妹の次女の身長は158センチ、三女の身長は161センチと同じ両親をもつ姉妹でも身長にこれだけの差がついているのです。
考えてみれば、身長が極端に差のある兄弟って結構いますよね。
ってことは、やはり身長は両親からの遺伝ですべてが決まってしまうわけではないんです。
つまり人間は環境によってこれほどまでに身長に差がつくということなのです。
では、予測身長よりはるかに高い身長を手に入れた人達は、どのようにしてここまで大きくなることができたのでしょうか。
ちなみに私はYouTubeをつかって子供に直接学んでもらえるスポーツメンタルトレーニング講座を無料で開講していますので是非こちらもご覧になって下さい!
2.身長が伸びるメカニズム
当り前の話ですが、身長が高い人とは身長が低い人に比べて”骨が長い”ということです。
つまり、
身長が伸びる=骨が成長する
ということです。
子供の骨には両端に、骨端線と呼ばれる軟骨部分があり、この骨端線の部分に成長ホルモンなどが働きかけ軟骨細胞が層のようにつみかさなって得に思春期の子供の骨はグングン伸びるのです!
画像出典:https://zakkan-vivi.com
とはいえ、この骨端線は大人の身体になると性ホルモンの増加により閉じてしまいます。
性ホルモンには骨端線の軟骨細胞の分裂を止めて固めてしまう作用があるためです。
時期は思春期に入って約5年ほどと言われています。
女の子であれば15~16歳、男の子であれば17~18歳。
これが大人になると身長が伸びなくなると言われている理由です。
画像出典:https://zakkan-vivi.com
なので骨端線があるうちに身長を伸ばすために出来る限りのサポートをしてあげることがとても大切なことです。
とはいえ!ここがすごく重要なことなので良く聞いて下さい!
実は、人は思春期が終わるまでに女の子はプラス25cm、男の子はプラス25cm〜30cmほど伸びるのが一般的で、それ以上大幅に伸びる可能性はほとんどないということも分かっているのです!
つまり、
思春期がきた時点で、最終身長はだいたい決まっている!
ということなんです。
今の日本人は思春期を迎えるのが、女子が平均で9歳9カ月、男の子が11歳6カ月。
だからこそ、思春期を迎える前までの生活習慣が身長を大きくするためのポイントなのです。
下の図は子供の身長が大きく伸びる時期の成長曲線をグラフにしています。
画像出典:http://shinchou-okite.com/products/junior-high-school1-3/
この成長スパートと言われる急に身長が伸び始める時期が思春期の始まりだと思って下さい。
なので、この身長が急激に成長する期間までに骨端線の成長を促すための環境を整えてあげることこそ子供の身長を大きくするためのポイントなのです。
3.大事な3つの環境要素
そして、その環境を整える上で得に重要な環境要素が、
「睡眠」「運動」「栄養」
です!
この3つの要素をしっかり意識した生活習慣を思春期までに行うことが、子供の身長を伸ばしていく上で重要なのです!
では、その3つの環境要素の重要なポイントを1つ1つお伝えします!
ポイント1 睡眠
まず、1つ目の睡眠について。
まず子供の身長を伸ばしていく中で重要なことは、やはり睡眠をしっかりととるということです!
これはあなたもご存じかと思いますが、しっかり睡眠をとることによって骨の成長に最も重要な成長ホルモンの分泌がよくなるからです。
つまり、寝る子は育つというのは科学的にも正しいことなんです。
とはいえ、睡眠をとる上でもただなんとなく寝れば良いというわけではありません!
実は、睡眠で成長ホルモン分泌させるには重要な2つのポイントがあるのです。
それは。
①睡眠の量②睡眠の深さ
です。
量ということはなんとなく大事であるということは理解していただけるかと思いますが、この睡眠の深さまで重要だと理解されている方は少ないようです。
睡眠はこの量と深さが重要で、この2つが揃わないと身長はグングン伸びないんです。
成長ホルモンは睡眠中にもっとも多く分泌されるため、骨が育つのは当然寝ている時がメインです。
ですから、子どもの成長にあわせて十分な睡眠をとることは非常に重要なことです。
とはいえ、実は多くの子供達は本来必要である十分な睡眠をとれていない可能性があります。
以下は本来必要であると言われている睡眠時間です。
・1歳〜3歳頃:12時間〜14時間
・4歳〜6歳頃:10時間〜13時間
・7歳〜12歳頃:10時間〜11時間
・13歳〜18歳:8時間〜9時間
(平成23年社会生活基本調査から抜粋)
どうでしょうか?正直なかなかここまでの睡眠時間がとれている子は少ないのではないでしょうか?
実際に日本人の子供の平均睡眠時間は以下のように必要な睡眠時間がとれていないのです。
・10〜14歳:8時間35分
・15〜19歳:7時間42分
(平成23年社会生活基本調査から抜粋)
そして、成長ホルモンは夜熟睡している時により多く分泌されます!
睡眠には眠りの浅いレム睡眠と、眠りが深いノンレム睡眠があります。
成長ホルモンは、眠りが深いノンレム睡眠時に分泌され、とくに、就寝後最初に訪れるノンレム睡眠が深い睡眠であることが大切なのです。
人は寝始めてから約2時間後に一番深いノンレム睡眠が来ます。
その後、2種類の睡眠が一定のリズムで繰り返され、眠りは浅くなり朝に目が覚めます。
ですが、最初に深い睡眠がとれないと、浅い睡眠が続いてしまうのです!
だからこそ、深さも意識をした睡眠をお子さんにはとってもらうことが身長を伸ばしていく上で重要なポイントでもあるのです!
深い睡眠をとるためには毎日のリズムを整えることが大事です!
例えば、
「昨日は20時に寝たけど、今日は寝るのが23時になってしまった」
このように寝る時間がバラバラだと睡眠のリズムができません。
だからこそ少なくても朝起きる時間と寝る時間はきっちりと決めることが大切です。
ちなみによく、
「午後10時から午前2時までが成長ホルモンが分泌されるため、その時間は絶対に寝るべき」
という話を聞きますが、実はしっかりと寝られれば時間帯はあまり関係ありません。
なぜなら、成長ホルモンは、時間によって分泌されるものではなく、深い睡眠が取れれば十分に分泌されるものだからです。
とはいえ、こにような睡眠をとるためには、やはり規則正しい生活が重要です。
義務教育である学校を考えれば、朝6時から7時に起床すると考えれば、やはり夜更かしをしていては睡眠時間が足りなくなってしまうことは言うまでもありません。
夜更かしが悪いわけではなく、夜更かしによって睡眠時間が削られ、良質な眠りが得られないことが問題なのです。
また、深い眠りをとるためには寝る前の2時間の過ごし方も重要です。
寝る前の2時間はリラックスすることによって人間は副交感神経が優位になりますので、眠りの導入が良くなります。
ですから、寝る前にテレビやゲーム、スマホを見るなどの行為は控えるべきですね。
また寝る前の食事も、睡眠中に体の中の胃や腸が消化で動いてしまっている状態ですので、深い睡眠をとることはできません。
ですので、食事の時間も就寝最低2時間前までにすべきです。
そして、寝る前はお風呂にゆっくりと入ったり、間接照明で過ごしたり、ゆったりと過ごす習慣をつけることが大事です。
ちなみに、睡眠に関しては世間では知られていない驚くべき事実があります。
それは、睡眠が不足してしまっている子供は、
早熟になってしまう
という事実です!
先にもお伝えしましたが、人は思春期の性ホルモンの働きによって骨端線が閉じてしまうと身長が伸びなくなってしまいます。
ということは、逆に言えば骨端線を閉じる時期を遅らせることができれば、最終身長は高くなるということです。
つまり、思春期は遅ければ遅いだけ身長を伸ばしていくには良いことなのです!
逆に、早熟な子どもは身長が伸びる期間が短いため、最終身長が高くなる可能性は低くなってしまうのです!
睡眠不足が続き、光をたくさん浴びると、メラトニンが出ない分、性ホルモンの抑制が弱くなり、背が伸びきっていないうちに性ホルモンが多量に分泌されるようになり、早い時期に身長の伸びが止まってしまうのです。
驚きますよね!
なので、質の良い睡眠を十分にとって思春期の到来を遅らせて背が伸びる期間を長くすることが大切です。
実際に私自身も冒頭でお伝えしたように、小学生の頃にすでに身長は160センチあり、いわゆる早熟な子供だったのです。
そして、中学生になると全然身長が伸びずに、周りの子にはどんどん抜かされていってしまい本当に悩んでいた時期があります。
もう身体測定の時間が嫌で嫌でしかたありませんでした。
本当に悩んでいたので、ファッション雑誌の最後の方のページにある身長が伸びる器具や靴などを親にせがん買ってもらったりもしました。(わがままを聞いて疑わしい商品を買ってくれた親には感謝です)
その効果は当然なく、中学で身長は168センチで止まってしまいました。
でも、今考えてみると、私の家は両親が共働きだったため夕食の時間がいつも20時ごろで、小学生の頃から寝るのはいつも10時から11時だったことを覚えています。
もっと早く寝ていればよかったと本当に後悔です。
ポイント2.運動
続いて大切な環境要素は、運動です!
よくバレーボールやバスケットボールなどのスポーツをすると身長が高くなるということを聞いたことはないでしょうか?
そう、ジャンプをする運動が背が伸びるといわれていますよね!
とはいえ、これは少し誤解で、もちろんジャンプをする動作は身長を伸ばす上では良いことなのですが、実際にはそもそもジャンプに限らず運動をすること自体が身長を伸ばす上では欠かすことのできない要素であるのです!
そう、全身運動の刺激により、軟骨に栄養を行き渡らせ、関節液の循環を良くし、骨の成長を促す効果があるからです!
ですので、バレーボールやバスケットボールに限らず、子どもの頃にはさまざまな体全身を使った運動をすることが重要なのです!
また運動は骨に栄養を行き渡らせるほか、先ほど説明した睡眠時にも熟睡を促し骨の成長に必要な成長ホルモンの分泌を増やす効果も期待できると言います。
逆に、運動不足になってしまうと危険なのは「肥満」になってしまうことです。
実は!肥満は低身長になってしまう1つの原因なのです。
肥満になると脂肪細胞からは食欲や代謝などの調節を行うためにレプチンと呼ばれるホルモンが分泌され、このレプチンは性機能の維持や性成熟にも大きく関係しています。
ですので、間食の摂り過ぎや運動不足によって肥満し、レプチンが増えると、そうでない子どもに比べて早く思春期を迎えてしまうことになってしまうのです。
その結果、最終身長が低くなってしまうのです。
最近の子供は外で遊ぶ時間が減少していますので気を付けたいことですね。
とはいえ、運動に関しては、それとは逆に、いくら運動は必要だからといって過度な運動には気を付けなければなりません。
なぜなら、過度な運動をしてしまうと、背を伸ばそうと本来使われるはずのたんぱく質が筋肉の修復に使われてしまい、逆効果となってしまうからなのです!
これは、私がサッカーコーチを経験してきた中でも思うことなので、本当に多くの大人に知っておいてもらいたいことですが、
最近のサッカー指導を見ていると、朝から晩まで1日子供にサッカーの練習をさせているようなチームがあったり、小学生のうちから週に何回もサッカーをしていたりしています。
さらに、サッカー以外にも水泳をしていたり、学校の体育でマラソンをしたり、陸上をしてからサッカーの練習をしていたり。
親が家で子供に自主練を強制させていたり。
そんな現状がこの日本のスポーツ教育は当たり前のように行われているのです。
これは、身長の問題もありますが、体だけの問題ではなく、心の問題でもある燃え尽き症候群などにもなりかねない本当に気を付けなければならない事実なのです。
子供の過度な運動には本当に気を付けて下さい。
ポイント3.食事
そして、最後の3つ目ポイントは、食事です!
子どもに睡眠や運動を意識させることはもちろん大切なことですが、そもそも栄養がとれていなければ身長は絶対に伸びません!
それくらい栄養をしっかりと摂取することは大事であり、この差で身長は大きく変わります!
そもそも人間の身体は口から入れたもので作られているわけですから当たり前のことですよね。
とはいえ、この世の中には今だに、
「牛乳を飲めば身長は伸びるわよ!」
といったことを信じている人も少なくありません。
ですが、実は!牛乳だけをガブガブ飲んでいれば身長が伸びるわけではないのです。
一般的に身長を伸ばすには牛乳、豆腐、小松菜、小魚などカルシウムを多く含む食品が良いとされています。
が、実はこれまでお伝えしてきた骨端線の軟骨細胞の原料となるのは、肉、魚、卵、チーズなどに含まれる
たんぱく質
なんです!
一方、カルシウムはたんぱく質からできた軟骨の層を石灰化し硬くするためのものです。
「骨を丈夫にする」のがカルシウムだとすれば、「骨を伸ばす」栄養素となるのがたんぱく質なのです。
たんぱく質にはアルギニンが含まれています。
一昔前は、身長を伸ばしたいならカルシウムを摂るといいと言われていましたが、最近では身長を伸ばしたいなら
アルギニンの摂取が重要
だと言われているんですね。
あまり馴染みのないないアルギニンですが、子供の成長に必要な成長ホルモンの分泌に必要な栄養素と言われています。
食品からまとまった量を摂るのは難しい栄養素ですが、大豆や肉・魚などに含まれていますので、たんぱく質と一緒に摂取できます。
過剰摂取での害も報告がないため、成長期には積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
また、肉類にはたんぱく質も豊富に含まれていますが、一緒に含まれている飽和脂肪酸は摂り過ぎると肥満につながります。
なので、やはり魚や豆類と合わせてバランス良く摂ることが大切です。
そして、お子さんの身長を伸ばすためには、もちろんその他にも重要な栄養素があります!
その中でも特に重要な栄養素を紹介しますね!
・マグネシウム (昆布やひじき、海苔などの海藻類や、ゴマやアーモンドなどのナッツ類)
・ビタミンD (青魚やきのこ類、太陽の光を浴びることで体内でも作られる)
・亜鉛 (ピーナツ、牡蠣、レバー、うなぎの蒲焼、納豆、ゴマなど)
マグネシウムとビタミンDは、乳製品や、子供が大好きな清涼飲料水やスナック菓子、インスタント食品、冷凍食品などに含まれているリン酸によって、体内へ吸収されずらくなってしまっているカルシウムを吸収しやすくしてくれる働きがありとても重要です。
牛乳をガブガブ飲んでも、このマグネシウムとビタミンDを摂取しなければ意味がないようなものなのです。
また、亜鉛は寝ている間に多く分泌される成長ホルモンの働きを促進する効果があり育ち盛りの身体の筋肉や骨の生成、ホルモンの分泌を手助けするための大切な栄養です。
成長期に不足をしてしまうことで成長障害が引き起こされるともいわれています。
成長するためには多くの細胞分裂を必要としていますので、亜鉛を摂取することでその働きをサポートすることが可能です。
ここまでのことを考えると、食事の栄養をバランスは、
炭水化物が50%、他の食品を50%摂るのがベスト
です。
日本の食卓に並ぶ食品のほとんどは炭水化物がメインです。
ご飯などの炭水化物が7割から8割を占めている食事がほとんどだと思います。
ですが、身長を伸ばしていくには、とにかくこのバランスが大事なんです!
ここで1つ必ず知っておいていただきたい事実があります!
下の図はドイツの科学者リービッヒが唱えたドべネックの桶と言われる物です。
画像出典:http://www.berrymekiki.com/supplement/take.html
人間の身体というものは、何か1つでも栄養素が欠けていると、そのかけている栄養素分の効果しか発揮しないと科学的な実験から言われていることなのです!
このドべネックの桶の意味を説明すると、桶の中の水が栄養量、板が人に必要な栄養成分です。
たくさん摂れている栄養成分の板は高くなりますが、不足している栄養成分の板は低いままです。
そして、桶の中に栄養素を入れたところで、結局は板の低い成分から水が漏れていってしまい他のたくさん摂取した栄養素までこの低い板の栄養素までの効果となってしまうということです。
例えば、今回お伝えしたタンパク質やアルギニンや亜鉛が重要だからといってそれだけを摂れば十分だなんてことはないということです。
つまり、重要な栄養素だけを摂っていれば身長は伸びるというそんな単純な話ではないということです。
とはいえ、一般の家庭では子どもはごはんやパンなど主食のみで済ませることが多かったり、朝食すら食べないといった子供までいるほどです。
また間食にアイスなどの甘いものやスナック菓子を多く食べている子供も多いのではないでしょうか。
さらに、そもそも日本の食卓に並ぶ食品のほとんどは炭水化物がメインです。
だからこそ、米やパン、麺類だけでなく、魚・肉・卵・大豆といったタンパク質もバランス良く多めに摂取して、さらに牛乳・乳製品、野菜、海草類、果物などをバランス良く食べるようにする必要があるのです。
先にも述べましたが、食事の栄養バランスは、炭水化物が50%、他の食品を50%摂るのがベストです。
限られた成長期に必要な栄養素を摂取することでしっかりと身長を伸ばすことができます。
最後に
今回の記事では、子供の身長を伸ばす3つのポイントについてご紹介しました。
私自身、中学時代は身長が伸びないことで悩み、最終的にはあと数センチでも身長が高ければプロサッカー選手になれたのではないかと正直思っていた時期もありました。
もちろん身長がすべてではありませんが、あったにこしたことはなかったです。
私ももっと大きくなれた可能性があったのかと思うと残念で仕方ありません。
お子さんの身長は今回ご紹介した通り、環境要素によって10cm近く変わってくると言われています。
そして、人間の成長期は一生に1度しかありません。
ですので、あなたのお子さんが身長を10cm損しないためにも是非今回お伝えした3つのポイント
・睡眠
・運動
・栄養
この3つを意識していただけたらと思います。
それでは最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
松原
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