こんにちは。スポーツコンサルタントの松原です。
いつも私のブログ記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は、サッカーをやっている子供達が小学高学年くらいの成長期からなりやすい、
オスグット
という膝の痛みについてお伝えしていきます。
もしかしたら、あなたのお子さんもすでに、
「オスグットになってしまった・・。」
という場合もあるかもしれません。
オスグットって本当に痛いらしいんですよね。
正直、私自身はオスグットにはならなかったので、その猛烈な痛みは分かりませんが、本当に痛くてサッカーどころではないとみな言います。
私もサッカーをしてきましたし、サッカー指導もさせていただいてきましたので、これまで多くの子供達がオスグットで悩んでいる姿を見てきました。
とはいえ、オスグットになってしまう原因は実はただの成長期だからといったわけではありません。
考えてみれば、オスグットには、なる子もいれば、まったくならない子もいるのが現状です。
不思議じゃありませんか?
じゃぁそれは一体なぜなのか?
実は、オスグットになる子ならない子には、
ある違い
があるのです。
その違いは一般的には多く知られていないことなのですが、今回の記事内で詳しくお伝えしていきます。
なので、今オスグットで悩んでいる方には当然読んでいただきたい内容ですし、今はオスグットにはなっていないという方であっても、これから成長期を迎えるお子さんであればオスグットになってしまう可能性もあるので、是非参考にしていただけたら嬉しく思います。
また、サッカーに限らず、これはどのようなスポーツをしている子にでも当てはまりますので、
「うちの子はバスケをしている!」
という方でももちろん読んでいただきたい内容です。
痛みを抱えながらスポーツをするお子さんの姿は見たくないものです。
必ずオスグットを甘くみずにお子さんのために続きを読みすすめて下さい。
それではさっそく始めていきましょう。
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1.オスグットとは!?
まずは、オスグットについて簡単に説明させていただきます。
オスグットの正式名称は「オスグット・シュラッター病」という名称で、1903年にボストンの整形外科医ロバート・ベイリー・オスグッドと、チューリッヒの外科医カール・シュラッターが別々に症例を発表したため、この名称になったとされています。
小学高学年くらいから高校生くらいの成長期に、膝の下の脛骨粗面【けいこつそめん】(お皿の下の骨の部分) が徐々に凸状に膨らんでしまい痛みを感じる症状が特徴です。
画像出典:https://www.sekiguchi.in/
そして、なぜこのように凸状に膨らんでしまうのかというと、
実はこれは、
剥離骨折(はくりこっせつ)
をしているんです。
剥離骨折とは筋肉や腱が急激に収縮することによって骨が剥がれてしまう骨折のことを言うのです。
つまり、オスグットとは脛骨粗面(けいこつそめん)に付着している太ももの前面の筋肉が過剰に収縮することで、付着部が引っ張られすぎて、だんだんと剥がれ、症状が出始めるのです。
画像出典:https://ameblo.jp/everyseikotsuin-802/entry-12266774708.html
つまり、オスグットとは骨折とあまり変わりませんので、痛みも非常に強くなり、日常生活にも支障が出るほど痛いのです。
それなのに、世の中のスポーツ指導者の中には、
「オスグットくらいで練習を休むな!」
なんていう方もまだまだ存在します。
そう言っていなかったとしても心で思っていたりします。
そう、昔はみなオスグットでも練習は休んでなかったと。
だから、同じように今の子にも指導してしまっているわけです。
でも、そんな根性論は間違っていることは、こういったことを詳しく理解していないからこその発言であり、あり得ないわけです。
初期の頃は押さえると痛いとか、運動した後に痛いという程度ですが、症状が進行すると凸状にふくらみはじめ、痛みも増加します。
そして悪化すると、先ほどの写真のように、ひざ下の骨の部分が凸状に膨らんでしまいます。
私の友人にもオスグットが悪化して骨が突き出ていますが、凸状に膨らんでしまった部分は、痛みが軽減した後も、元に戻ることはほとんどありません。
なので、男の子もですが、特に女の子の場合は、このようになる前に適切な処置をすることが本当に重要になります。
そして、オスグットを甘く見てもらいたくないこととして、やはり膝の痛みをかばいながら練習することで他の身体の部位に負担がいき、別の場所の痛みや、骨格のゆがみなどが出てくる恐れがあるということです。
そうなってしまえば、その間違った体のゆがみによって、間違った体の使い方を体が覚えてしまうことになり、パフォーマンスの低下へとつながってしまいます。
これも本当に覚えておいていただきたいことなんです。
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2.オスグットの原因
2-1.オスグットの原因①
では、なぜ成長期の子供がオスグットになりやすいのか?
についてお伝えしています。
そもそも、オスグットとは、成長痛というように勘違いをされている方が多いのですが、
実は、オスグットとは成長痛ではありません。
成長痛は未だ原因が不透明なところがあり、成長期の子供の股関節や膝やかかとが痛くなる症状で、骨の成長に対して、筋肉の成長が追いつかず負担が掛かりすぎることで痛みを発症すると言われています。
そして、オスグットも成長期になるという子が多いため成長痛と勘違いされる方も多いかもしれませんが、オスグッドの原因は成長痛とは微妙に違うのです。
どういうことなのかというと、子どもたちの体は、小学5年生ごろから中学3年生ごろの成長期に、大人の体に大きく成長していきます。
つまり、骨が急激に成長するわけです。
ですが、その頃の子供の成長期の骨は完全ではなく軟らかいんです。
そんな時に、過度な運動の繰り返しにより、ももの前の筋肉が収縮を繰り返して骨を引っ張ることで痛みを感じ、膝下の骨がボコッとでてしまうのです。
つまり、オスグットの原因は成長痛ではなく、
成長期の過度な運動
というわけです。
微妙な違いですが、この違いをしっかりと理解していただけたらと思います。
特に、サッカーやバスケットなどの、跳んだり、跳ねたり、踏ん張るような動作の多い激しいスポーツをしている場合、ももの前の筋肉をたくさん使うので、その繰り返しで筋肉が激しく収縮して骨を引っ張ってしまうのです。
そして!!
さらに言うと、人間の筋肉というのは、疲労によって固まってしまうんです。
疲労というのは、筋肉でいうならば、筋繊維が傷ついてしまっていている状況です。
そして、その傷ついてしまった筋肉を人間の身体は補修をするわけなのですが、この時に筋肉をより強くするために筋肉はどんどん固まっていってしまうんです。
例えば、疲れた時にマッサージを受けると最初は筋肉が固まっていると思いますが、徐々に柔らかくなっていく感覚はあなたも理解していただけるのではないでしょうか?
つまり、筋肉は疲労で固まってしまうわけです。
そして、成長期は骨が伸びているわけなので、筋肉が固まって伸縮性が低下してしまっていると、骨を引っ張ってしまうということになるのです。
なので、オスグットになってしまった時は、医者の方には、筋肉をやわらかくするために、ももの前のストレッチを必ずすすめられるのです。
つまり、オスグットになってしまったら、成長期にももの前の筋肉が過度な運動の繰り返しによって疲労を起こし固まっているために、柔軟性が低下して膝の下の脛骨粗面(けいこつそめん)を引っ張ってしまっているというように思って下さい。
そう思うと、現代の日本のスポーツ教育では指導者の方が目先の勝利にこだわってしまい、運動のやりすぎであるオーバーワークと言われる練習や試合を行ってしまっているということが根本原因なのではないかとも私は考えています。
なので、まずは過度な練習のしすぎは良くないということも必ず理解しておいて下さい。
2-2.オスグットの原因②
とはいっても、オスグットは同じ練習をしていても、なる子ならない子がいるということも事実です。
それは一体なぜなのか?
そこも不思議なことだと思います。
実は、これが冒頭でもお伝えした今回のメインのポイントです!
そう、オスグットになる子ならない子には、あまり知られていないある違いがあるんです!
そもそも先ほどもサッカーバスケなどのスポーツではももの前の筋肉をたくさん使うためにオスグットになりやすいということはすでにお伝えしました。
で、その、
ももの前
というのがポイントなのですが、ももの前の筋肉のことを大腿四頭筋【だいたいしとうきん】と言います。
繰り返しになりますが、オスグットとは、過度な運動によって疲労で太もも前の筋肉の柔軟性が低下して膝の下の脛骨粗面(けいこつそめん)が引っ張っぱられてしまうことによって痛みを引き起こしてしまうということをお伝えしました。
そして、ここから大事なのですが、
実は、このももの前の筋肉が疲労しやすい選手と疲労しにくい選手がいるのです。
なぜなら、そもそもももの前の筋肉とは、スポーツをする上で人間の身体の機能としてどういった役割があるのかというと、
ブレーキをかける
という役割があります。
どういうことなのかというと、
例えば、あなたが走っていて急に止まったとしたら、あなたは膝を曲げてももの前に力を入れて止まると思います。
これが、ブレーキをかけているということです。
つまり、人間がスポーツをしている時に、走っていて止まる時にメインに使われる筋肉がももの前の筋肉だということです。
ジャンプをして着地した瞬間もももの前に力が入りますね。
そして、それとは逆に、人間にはブレーキとは逆にアクセル筋と言われる筋肉があります。
それは、ももの裏の
ハムストリング
と言われる筋肉です。
これは、人間が歩く時、走る時、ジャンプする時にメインで使われる筋肉を言います。
つまり、地面を蹴るのに使われる筋肉ということです。
ですが!ここで多くの人は間違った体の使い方をしてしまっているという事実があります。
どういうことなのかというと、実は多くの人は、本来は止まる時に使われるももの前の筋肉を、歩いたり、走ったり、ジャンプする時の地面を蹴る時に使ってしまっているのです。
例えば、ちょっと実際に行ってもらいたいのですが、あなたは今イスに座っているとします。
その時にその椅子から立ち上がる時、足のどこに力を入れて立ち上がるでしょうか?
ちょっとやってみて下さい。
もしあなたが立ち上がる時にももの前に力をいれていたとしたら、あなたは歩いている時も、走る時も、ジャンプをする時も本来地面を蹴る時に使うアクセル筋であるももの裏の筋肉ではなく、ももの前のブレーキ筋をメインで使ってしまっているかもしれません。
そして、それは歩く、走る、跳ぶといった動作においても同じことが言えます。
これは言ってしまえば、自転車でブレーキをかけながらペダルを漕いでいるようなものです。
そして、これがオスグットになってしまう子の特徴でもあるんです!!
そう、つまり、オスグットになってしまう子は、本来歩く、走るという動作でメインで使うハムストリングよりも、ももの前の筋肉をメインに使ってしまっているためにももの前の筋肉に相当疲労が蓄積されているということなんです。
なので、それでは当然ももの前に筋肉も付きやすいですし、当然ブレーキをかけながら走ったり、ジャンプしたりしているわけなのでスピードやジャンプ力もでません。
イメージ的には踏ん張ってしまってスポーツをプレーしている低重心の状態になります。
そして、もっと言うと!
サッカーやバスケなどのスポーツは、
「止まる」
という動作が非常に多くあります。
その時に多くの子供達を見ると過度にももの前に力が入るように踏ん張って止まります。
「止まる時はももの前でよいのでは?」
と思われたかもしれません。
もちろん止まる時はももの前の筋肉をメインで使います。
ですが、実はその止まり方にもコツがあって、腰を落として膝を前にだして低重心で止まってしまうとももの前には相当の負担がかかります。
ですが、サッカーのヨーロッパの一流の選手などはディフェンスで止まる時に、そこまで腰を落とざずに、高重心で止まります。
イメージ的には、止まる時に背中に力を入れて高重心で止まるイメージです。
例えば、10メートル先に崖があったとします。
その崖に向かって全力で走ってその崖ギリギリのところで止まるとしたら、あなたはどのように止まるでしょうか?
低重心でももの前に力を入れて止まるでしょうか?
そんな止まり方をしてしまったら前のめりになってしまい崖から落ちてしまうかもしれません。
たぶん、後ろに少し重心を残して止まると思います。
そんなイメージです。
そのように止まればもちろん膝にも負担はかかりませんし、相手についていきやすくもなります。
つまり、ここまで説明してきたように、そもそもオスグットになりやすい選手とならない選手ではこのような身体の使い方の違いがあるのです。
そして私はこれも、オスグットになってしまう根本原因だと思っています。
ちなみにスペインのサッカーをやっている子供達は日本の子供に比べてオスグットにおる子がとても少ないという話を聞いたことがあります。
その理由は、そもそもスペインのサッカー先進国では、日本のようなオーバーワークを子供達にさせるようなことはないと言います。
そして、日本ではどうしても、「相撲文化」の影響なのか、昔から、
「踏ん張れ、腰を落とせ」
と低重心のプレーを指導をされている選手が多くいます。
ですので、そういったももの前に負担がかかる姿勢を良い姿勢だと思いこんでいる選手が非常に多いのです。
「じゃぁこれを改善しおていくにはどうしたらよいのか?」
と思われたかもしれませんが、そこについては、この後の章の中で詳しくお伝えしていきたいと思います。
スポーツをしている子供が腰痛になってしまうのには、根本的な原因が存在します。その根本原因を改善して私は腰痛をたった3時間で完治させることができました。
3.オスグットの根本的な改善
では、ここからはオスグットにならないための対処法と、なってしまった時の対応をお伝えしていきたいと思います。
まず、初めにお伝えしたいことは、これまで真剣に読んでくれているあなたならご理解していただけるかと思いますが、
やはり、根本治療をしなければ結局は対処療法で一時的に痛みがとれたとしてもまた痛みが出てしまうの繰り返しとなってしまうということです。
対処療法とは、言ってしまえば、その時その時に一時的に痛みを和らげるということです。
オスグットでいうのであれば、
基本的には、
①冷却・・・・ 氷の入ったアイスパックなどで炎症を抑えます。
②ストレッチ・・・・ 運動後やお風呂上りなどに大腿部(ももの前)のストレッチをします。
一般的な対処療法としては基本的にはこのような処置を行います。
スポーツを継続する場合は、サポーターなどの使用が効果的ともされています。
しかし、このような処置ではオスグットが早く良くなるわけではありません。
そう、そもそも体に異常があるということは必ず根本的に何かが間違っているというわけですからその根本的な原因を改善する必要があるのです。
3-1.根本的な改善①
まず根本的な改善としては、
オーバーワークを避ける
ということです。
これは先ほどからもお伝えしてきましたが、日本のスポーツ教育ではどうしても、
やればやっただけ上手くなる
というように長時間子供を拘束して練習や試合などをさせてしまっているクラブが数多くあります。
午前練習してから午後に試合をしたり。
休みなく練習や試合があったり。
もちろん、スポーツ上達は反復練習の努力なく技術が向上することはありませんが、とはいえ、その他にも栄養や休養のバランスが取れていている必要が必ずあるわけです。
どれかが1つでも不足していれば良い選手にはなれません。
なのにも関わらず、つい休養や栄養という部分では日本のスポーツ教育では意識が低くなりがちのように私は思います。
子供は朝から歩いて学校に行って、体育でマラソンをしたり、さまざまな運動を全力でして、何時間も授業を受けて、さらに放課後は陸上があったり。
そして、その後にサッカーのクラブの練習をしていたりします。
さらにサッカーがない日は水泳をやっていたり、塾に通っていたり。
もう休む暇すらないと言う子もいるでしょう。
そして土日は一日中サッカーの練習や試合をしてクタクタになる。
それでは疲労も溜まってしまうに決まっています。
なので、まずはこういった生活を見直してもらいたいということがオスグットにならないための大切な根本的な1つの改善策となります。
そして、すでにオスグットになってしまっているという子に関しては、もちろん、
無理はしない
ということが大切なことです。
オスグッドの痛みは休んでいると一旦和らぎなくなります。
しかし、またやり始めると痛みが再発することが分かっています。
なので、できるのであれば運動を完全に休養するしかないのです。
もちろん、大事な試合が迫ってきていたり、練習を休むとレギュラーになれないという不安があったりとさまざまな練習を休むことのできない理由もあることかと思います。
ですが、先にも述べましたがオスグッドを甘くみてはいけません!
精神的に焦るかもしれませんが、まだまだ成長期です。
目先の結果と、その先のスポーツ人生どちらが大切なことなのかをしっかりと意識することが大切なことだと思います。
私はどんなことであっても、
迷ったら長期
というマインドセットを常にもつように心がけています。
そう、つい人は目先ことばかりを見て決断してしまうクセがあります。
ですが、その1つ1つの決断も、長期的にみたらどちらが良いかというように考えてほしいのですね。
例えコンビニでつい買ってしまうようなもの1つでも、
「これは長期的に見て自分に必要か」
と問いかけてみてほしいのです。
すると答えは勝手に見えてくるものなんです。
しっかりと今治療と療養をすることで、次の成長へつながります。
今すべき決断を間違えないようにしていただきたい。
可能性ある子供達の可能性を潰さない教育をしていただきたいと思っています。
3-2.根本的な改善②
そして、次の根本的な改善として大切なことは、
姿勢を良くする
ということです。
これまで、ももの前の(大腿四頭筋)のお話しはしてきましたが、
姿勢を良くすることによって、もも前の筋肉の負担が減り、疲れにくくなるのです。
そうすると、膝の付着部の痛みももちろん減っていきます。
そう、姿勢が悪いと人はスポーツをやっていてももの前に負担がかかってしまうのですね。
ですが、実は日本の教育ではこの姿勢に関して間違った教育を受けてしまっている子供がたくさんいることが事実です。
そして、そういった間違った姿勢が身についてしまった場合、今回のテーマでもあるオスグットになりやすくなってしまうのです。
もちろん良い姿勢がとれればサッカーも向上することは間違いありません。
姿勢に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
姿勢を良くするということは、あなたの人生を変えると言っても過言ではないのです!そう、見た目が若返ったり、スポーツが上達したり。今回は1日5分でだれでも簡単に姿勢を良くする方法を公開します!
4.まとめ
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
現在すでにオスグットで悩んでいるお子さんをお持ちの親御さんはもちろん、これから成長期を迎えるお子さんを持つ親御さんにとっては今回お伝えした内容は本当に大切なことです。
「オスグットになってしまった!」
という場合、多くの人はそれを軽視したり、根本的な改善をしようとしません。
ですが、今回の記事を読んでいただければ、オスグットになってしまった原因は偶然に生まれたものではないということに気付いていただけたのではないかと思います。
なので是非これからのお子さんのスポーツ人生にお役立ていただけましたら大変嬉しく思います。
それでは、最後に今回の内容を簡単にまとめてみたいと思います。
・オスグットとは脛骨粗面(けいこつそめん)に付着している太ももの前面の筋肉が過剰に収縮することで、付着部が引っ張られすぎてだんだんと剥がれる剥離骨折のこと。
・オスグットの原因①は成長痛ではなく、成長期の過度な運動。
・オスグットの原因②は、歩く、走るという動作でメインで使うハムストリングよりも、ももの前の筋肉をメインに使ってしまっているためにももの前の筋肉に疲労が蓄積されて固まってしまうこと。
・根本的な改善①として、オーバーワークを避けるということです。
・根本的な改善②として姿勢を良くするということです。
それでは、今回は以上になります。
最後まで本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
松原
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