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体罰問題について考える!スポーツで子供の可能性を踏みにじるな!

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こんにちは!スポーツコンサルタントの松原です!

いつも私のブログ記事をご覧になっていただき本当にありがとうございます。

さて、今回は、

スポーツの体罰

についてお伝えしていきたいと思います。

「松原さん!なんか今回は過激なテーマですね!」

と思われたかもしれません。

では、なぜ今回はスポーツ体罰につての記事を書こうかと思ったのか?

それは、私自身がスポーツで体罰のあった環境で育って、サッカー選手の夢を諦めてしまった過去があるからです。

そう、今思い返してもそれは本当に酷い指導であり、辛い過去だったと思っています。

そして、現在でも尚、スポーツ体罰は、社会問題となっています。

文部科学省では、以下の『体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について(通知)』といった表題で体罰についての通知を行っています。

体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について(通知)

昨年末、部活動中の体罰を背景とした高校生の自殺事案が発生するなど、教職員による児童生徒への体罰の状況について、文部科学省としては、大変深刻に受け止めております。体罰は、学校教育法で禁止されている、決して許されない行為であり、平成25年1月23日初等中等教育局長、スポーツ・青少年局長通知「体罰禁止の徹底及び体罰に係る実態把握について」においても、体罰禁止の徹底を改めてお願いいたしました。

引用:文部科学省ホームページ

もちろん、いくら文部科学省がこういった通知を世に出していても、学校職員に限らず、スポーツ教育の現場における体罰はまだまだ根強い社会問題であることは間違いありません。

そう、今こうしている間にも、

指導者に対する悩み

を抱えてスポーツで本当に苦しい思いをしている親子も少なからずいるはずだと私は思うのです。

そして、

「そんな人を一人でも多く救いたい!」

そう、昔の私のように指導者に深い悩みを抱えて大好きなスポーツを嫌いになってほしくない!

私はこのように思い、今回はそんな悩みを抱えているあなたのために、理不尽な体罰のある指導について1度しっかりと考え、そして、それに対してどう対処すれば良いのかを私なりに考えてまとめてみました!

ですので、もし、あなたのスポーツの可能性をそんな理不尽な指導者のために潰されてしまいそうになってしまっているのなら、是非最後まで読んでいただきたいと思います!

今回の記事を最後まで読んでいただき、あなたが今現在持っている指導者に対する悩みを少しでも前向きに考えて、楽しいスポーツ人生を取り戻して、夢に向かって歩んでいただけたらこれ以上に幸せなことはありません。

「指導者によってあなたの可能性を潰されてたまるか!」

それでは、さっそく始めていきましょう!

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1.体罰があってもやめられなかった部活!

今から話すことは、もう15年以上前の話になるので、現在では指導者も変わりそのような状況ではないことを信じていますのでお伝えします。

そして、私自身も気持ちに整理もついていますので、

今更、

「訴えてやる!」

といった気持ちで書かせていただくわけではありません。

が、こういったことが過去に実際にあって、それがどれだけ選手やその家族を傷つけてしまう行為だったのかをお伝えしたいのです。

私は小学生の頃からサッカーを始めて、恵まれた体格や環境のおかげでさまざまな選抜などにも選ばれるようなサッカー人生を歩みました。

そして、高校は全国的にも有名なサッカー名門高校に進学したのです。

で、そこで待ち受けていたのが、

理不尽なサッカー指導

だったのです。

そう、殴る蹴るといった行為が当り前のようなサッカー教育だったわけです。

正直、私は運が良く?殴られたことはないのですが、数名の選手は顎の骨が折れてしまうほど何十発も殴られてしまったり、膝に全治2か月ほどの怪我を負ってしまうほど何回も蹴られるといった行為を受けました。

しかもそれを選手全員が見ている目の前で。

高校1年生の頃にはもうそういった行為があったので、それはもう必死で3年間コーチに怒られないようにサッカーをしてきました。

そう、サッカーをする目的は、

「サッカー選手になりたい!」

ではなく、

「コーチに怒られないように」

へと、いつの間にか変わっていってしまっていたのです。

なので、私はいつもコーチの顔色をうかがいながらプレーしてしまっていたのです。

もちろん、そんな環境に耐え切れずにすぐさま部活を辞めていってしまった選手もかなりの人数いたことを覚えています。

もちろん私も、

「やめたい」

と思ったことは何度もありました。

ですが、私はそもそも体育科といったコースに特待生で入学していたので、

部活を辞める=学校を辞めなければならない

といった状況だったので、辞めたくても辞められなかったのです。

たぶん、そんな状況を良いことに、理不尽な指導を指導者は行っていたのでしょう。

だって、暴言をはこうが、殴ろうが選手は辞められないのだから。

もうこの3年間は、本当に心も体もボロボロになってしまったことを今でも覚えています。

そして、私はサッカー選手になるといった夢までも簡単に諦めてしまったのです。

そう、そういった理不尽な指導に耐え切れなくなり、指導者に反発するような態度をとってしまい、二度と公式戦のピッチには出場することが出来なくなってしまったのです。

もちろん、そんな環境の中でも、卒業後はプロサッカーへとなっていった選手達もいました。

ですが、それ以上に、サッカーが嫌になって部活や学校までをも辞めてしまった仲間がどれほどいたことか。

そして、期待を持って高校に通わせていたにも関わらず体罰によって学校を辞めていった選手達の親御さんの悲しい気持ちはどれほどのものだったのか。

指導者は、本当に選手の未来に責任をもってほしいのです。

体罰を受けて自分の可能性を潰されてしまった選手、保護者の気持ちは計り知れません。

指導者とはどうあるべきか!子供達の未来に責任をもて!

指導者であるならば、子供たちの未来に責任を持ってほしいのです。なぜなら、子供は指導者次第で良くも悪くもなってしまうのだから。指導者とは一体どうあるべきなのか!?

2.スポーツ体罰は殴る蹴るだけじゃない!

そして、体罰とはいっても、多くの人は、殴る蹴るといった暴力行為のみが体罰に当たると思っているように思います。

ですが、それは違います。

体罰とは身体に対する侵害、肉体的苦痛を与えることが体罰にあたります。

なので、暴力行為だけではなく、我々が昔から当たり前のように指導を受けてきた、

罰走

実はこれも、暴力同様に体罰行為といえるのです!

そう、試合に負けたから、ミスをしたから、といったさまざまな理由でグランドを何十週も走らせるなどといった行為です。

これは、身体に対する侵害ではないにせよ、あきらかに肉体的苦痛を与えている行為そのものです。

ちなみに私も高校時代には無限ダッシュといわれるものがあり、練習をダラダラやっているといった理由から、吐くまで走らさせた事が何回もありました。

たぶん100メートルを100本ほど走ったのではないかと思います。

ですが、多くの指導者は罰走自体を体罰だなんて思っていないのです。

そう、「殴る蹴るをしなければ罪にはならない。」そう思っているのです。

もちろんこれは社会問題となっていて、さまざまな事件が起きています。

その一つとして、

平成23年6月6日、徳島県の県立高校硬式野球部の生徒が、同部の監督から、

  • 平成23年6月3日の県高校総体直前に1年生部員1名が野球部員でない同クラスの子を1回蹴ったことから、野球部員が暴力行為等の不祥事を起こすと硬式野球部が出場辞退を余儀なくされることもあり、今後こういうことが起きないように部員に徹底させるため、
  • 春季大会の成績は良かったが、その後の練習試合で連敗し、県高校総体でも大敗したのは油断があったと考えられることから、もう1回初心に返って気を引き締め直すため、
  • 夏の甲子園の予選大会まで1か月以上ある時期に体力作りをするため

などの理由で、100メートルダッシュを50本走るよう指示され、約1時間走った後、熱中症で倒れたために救急搬送されたものの、同年7月3日に熱中症を原因とする多臓器不全、汎発性血管内血液凝固症、肺出血により死亡しました。

この事案について、高松高等裁判所は、同校野球部の監督に過失があるものと判断して、徳島県に対し、生徒の両親に対する損害賠償を命じました。

引用:http://sports.lawyer-iwakuma.com/2017/08/29/measures-to-prevent-corporal-punishment/

どうでしょうか。

このようなことがスポーツの現場で起きてしまって良いのでしょうか?

罰走をすることによって選手は何が得られるのでしょうか?

体力がつくのでしょうか?

メンタルが強くなるのでしょうか?

絶対にそんなことはありません。

なぜなら、人間は自分から主体的に行動するからこそ成長するからです!

そう、このように第三者から与えられたような外発的動機ではどんな成果も得られないのです。

むしろ体にも心にもマイナス要素しかないのです。

そしてもう1つ!

罰走の他にも、

暴言

といった行為も私は体罰の1つであると考えています。

もちろん、選手がいけないことをして、しっかりと叱っているのならそれは必要なことかもしれません。

が、指導者の中には平気で選手に対して、

「死ね」「消えろ」「やめろ」「二度とくるな」

などといったヒドイ暴言をはいている指導者も多くいるのです。

これは、言われた選手はもちろん傷つきますし、周りから見ていても気持ちの良いものではありません。

言葉の暴力

といった言葉があるますが、まさにそうだと思います。

なので、私は暴言もれっきとした体罰にあたる行為だと考えています!

正直、私も高校時代は暴力こそ振るわれなかったにせよ、この暴言に関しては痛いほど浴びされてきたわけです。

暴言に関しては体罰といえる身体に対する侵害、肉体的苦痛はないでしょう。

ですが、心が傷つくことは、もしかしたら体が傷つく事以上に取り返しのつかない事態に発展してしまうかもしれません。

心にダメージを持ち、自信を失った選手達は、刀や鎧をおろして裸で戦場に出かけるようなものなのですから。

実は、私も昔はこの暴言をのある指導をお恥ずかしいながらしてしまっていた時期がありました。

そして、そんな自分を変えてきたわけなのですが、

では、なぜ指導者はこういった体罰を起こしてしまうのか?

次は、その理由について考えていきたいと思います。

良いサッカーコーチを見極める!子供の成長は指導で決まる!

世の中には間違いなく、良いサッカーコーチとそうでないサッカーコーチが存在します。そしてコーチ次第であなたのお子さんの技術に多大な影響を及ぼしてしまいます。

3.なぜスポーツで体罰が起きてしまうのか?

先ほどお伝えしましたが、私も実は、暴力は振らないにせよ、選手達を怒鳴り散らす、

最低指導者

だったのです。

そう、私はこれまで10年間ほどJリーグ下部組織チームでサッカーコーチを経験してきました。

そして、コーチを始めたばかりの頃は、

「何やってんだ!バカじゃないのか!」

と、とにかく怒ってばかりの指導者だったのです。

時には保護者からクレームも・・。

なので、私は気が付いたのです!

「これじゃ自分が高校時代に嫌だったコーチと一緒じゃないか!」

と。

そして私は指導者とはどうあるべきなのかについて必死に考え自分を変えてきたのです。

では、なぜ、私は変わることができたのか。

それは、私のサッカー指導のメンターと陰ながら思っているチームの代表の背中を見て指導者として育つことができたからなのです。

つまり、私は指導していた環境が良かったのです。

そう、ちゃんと選手のことを考えて指導している指導者がいる環境だったことが私が変わることができた理由なのです。

そして、そんな1度は理不尽な最低指導者だった私だからこそ、自分自身を変えてきた経験で分かる事があります!

それは、なぜ指導者が感情的に怒って選手にヒドイ暴言をはいてしまったり、あるいは暴力を振るってしまうかについてです。

まず、その理由として1番に考えられるのは、

自分の指導力不足に気が付いていない

といったことです。

こういった指導者がマジで多いのです!

例えば、選手が試合中にミスをしたり、自分の指示通りにプレーできなかったり、やる気を感じられないといったことにせよ、指導者は、

全て自分の責任である

と考えなければなりません。

そう、選手がミスをしてしまったのであれば、練習方法が悪いのかもしれない。

選手にやる気を感じられないのであれば、そもそもスポーツの楽しさや、メンタル的な正しい教育が出来ていないのかもしれない。

そう、このように、まずは自分の責任であると考えなくていけないのです!

だって、スポーツ育成で問題を解決できる指導方法は必ず存在するからです!

なのにも関わらず、体罰をするような指導者は、

全て選手のせい

にしてしまっているのです。

そう、自分の指導力不足をただ選手のせいにしてしまっているのです。

つまり、指導に関して学んでもいないで、エラそうにしているだけなのです。

体罰といった行為をしながら指導をしていれば、選手に恐怖を植え付けて言うことを聞かせているので、指導をしている気分にだけはなれます。

ですが、そういった事に気が付かない限り指導者はいつまでたっても、自分の経験してきた範囲のみで指導をするといった悪循環になってしまいます。

なので、

体罰は遺伝する

といっても過言ではないのです。

そう、選手は走らせたり、厳しい練習をすることは、

「昔なんてもっと酷かったぞ!」

なんていって過去に自分の受けてきた指導を今の選手に押し付けているのです。

学んでいない指導者に限ってです!

しかも、指導とは、良い意味でも悪い意味でも遺伝していってしまうのです。

それはどういったことなのかというと、

例えば、過去に厳しい理不尽な指導を受けたA君とB君がいるとします。

そして、そのA君はその厳しい指導に耐え切れて、その厳しい指導のおかげで自分が開花したんだと思っているので、自分が指導者になってからも本気で正しい指導だと思い込んで同じ指導をしてしまうのです。

その逆に、過去の私のように、理不尽な指導に耐え切れなく挫折してしまった場合でも、なぜか人は嫌なことをされると同じことを他人にしてしまうといったクセがあるので、同じ指導をやってしまうのです。

なので、良い意味でも悪い意味でも遺伝していってしまうのです。

だから、指導者には本当に学んでもらいたいのです。

過去の経験だけで指導をしてほしくないのです。

時代はどんどん進化します!

昔と今ではスポーツのレベルも全く違うでしょう。

そう、指導レベルもどんどん上がっているのです。

指導者は全て自分の責任であると思う

これが本当に大切なことなのです。

ここでちょっと面白いエピソードがあります。

サッカーの元日本代表の中田英寿選手のお話しです。

「中田英寿」の画像検索結果

画像出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2016/07/03/200610/

当時、中学2年だった中田選手は甲府北中のサッカーコーチをしていた皆川さんという方に、試合に負けた理由で罰走として50本のダッシュを命じられたといいます。

そして中田選手はこんな驚くべき行為をしたのです!

子供たちは不承不承ながら当然のことのように「罰」を受けたのですが、ヒデだけはベンチの脇に立って走ろうとしないのです。怪訝に思った私は、
「どうした。なぜ走らんのだ!」
と語気を荒げたのです。ヒデの答えはこうでした。
「走る理由がわからない。俺たちだけが、走らなければならないのは納得できない。皆川さんも一緒に走ってくれ。だったら俺も走る」

引用元:『山梨のサッカー』山日ライブラリー

中田英寿のこの発言はなかなか指導者に対してできるものではないことはお分かりいただけるかと思います。

ですが、もちろん中田選手の言っていることは正しいことでしょう。

なぜなら、試合に負けたことについては、選手だけではなく、指導者にも責任があるからです。

そして、ここからが驚くところなのですが、

皆川さんというコーチの方は中田選手の話を認めて自分も一緒に罰走に参加したのだと言います。

普通のコーチじゃ考えられません。

で、実際に自分で走ってみたら20本でダウンし、そこで罰走は終了にせざるをえなかったといいます。

そして、この皆川さんという方はその後、自分の指導者としての理念や知識、スキルのなさを痛感し、のちにドイツに渡って3年間サッカーの指導法を学ぶことになったのだといいます。

きっかけをつくった中田選手もすごいですし、プライドを捨てて自分を変えたこの指導者の方の素晴らしいさが伝わる素晴らしいエピソードだと私には感じます。

指導者は自分に責任を!

ですね。

少年サッカーダメコーチの特徴!最低教育から我が子を守れ!

少年サッカー指導者には、本当にダメコーチが数多く存在します。そして、そんな指導にあなたの大切なお子さんが犠牲になってしまっている可能性もあるのです!是非参考になさって下さい。

4.スポーツ体罰から身を守る!

実際にあなたも現在、指導者に対して体罰のある指導を受けているのかもしれません。

なので、最後にそんなあなたのために、体罰のあるような指導を受けてしまっている状況の時に、選手はどのように対処をしていけば良いかについてお伝えしていきたいと思います。

まず、始めに考えなくてはならない事実をお伝えします!

それは、

指導者を変えることはできない

ということです。

そう、まず人間は他人を変えることができないことを理解する必要があります。

例えば、もしあなたが、その指導者と真剣に話あっても、その指導者は変わってくれそうでしょうか?

もしかしたら、

「なに生意気なこと言ってんだ!」

と逆に怒られてしまうかもしれません。

ですが、それはあなたと指導者の関係にだけ言えたことではありません。

そう、多くの人は悩みを抱えて生きています。

ですが、その悩みの9割は、

他人への悩み

だと言われています。

そう、

旦那が子供の世話をまったくしない。

とか、

彼女がすぐに遊ぶにいってしまう。

とか、

子供がちっとも言う事を聞かない。

などなど。

とにかく人のことをどうにかしたいといった悩みです。

でもこれって実は本当に無駄な悩みです。

だって、もう一度言いますが、他人は変えられないのだから。

「いや!変わってもらわないと困る!」

なんていった人もいるかもしれません。

でも、例えばじゃぁあなたが他人を心から変えようと努力したとしましょう。

で、1年、2年、3年か分かりませんが、自分の思うようにその人が変わってくれたとします。

でも、そのようにいちいちあなたが気に入らない人を一人一人変えようとしていたら、あなたはいつの間にか年をとって一生他人に悩みっぱなしの人生を送る羽目になってしまうとは思いませんか?

そう、人を変えようとしたら時間がいくらあっても足りないのです!

ですので、1番簡単な方法は、

あなたが変わることです。

そう、どんな人でも、あなたがその人のことを受け入れるといったことが1番楽だし、早いのです。

子育てだってそうですよ!

多くの親御さんは子供をどうにか変えようと頑張ります。

でも、本当に大切な事は、

「あなたはこのままで十分に価値があって素晴らしいのよ」

と子供を100%受け入れて信じてあげることです。

そして、とにかく子供よりも自分を成長させることにフォーカスするのです!

すると、子供はそんな親の背中をばっちりと見て同じように成長してくれるのです。

これは指導者だって同じことですし、選手だっていえることなのです。

なので、もしあなたが指導者に悩みを抱えてサッカーをしているのであれば、その指導者のことを一旦受け入れる。

そして、自分が変わることにだけフォーカスすれば良いのです。

実際に私は高校時代にそれはそれは指導者に対して反発するような態度をとってしまい公式戦のピッチに戻れなくなってしまいました。

そう、それっていうのは、指導者に対する不満、

つまりは、自分ではなくすべてを指導者のせいにしていたわけであり、もうどうにもできないことに対してイライラしていただけなのです。

なので、そうにならないためにも、理不尽な暴言や暴力を振るう指導者を、

「ダメな指導者だな」

と一旦は受け入れて、自分を変えることだけを考えるのです。

だって、いくらダメな指導者とはいえ、あなたに注意している理由はもしかしたら正しいかもしれません。

そう、暴言や暴力になってしまう伝え方が悪いだけで、あなたの改善すべき箇所は的確かもしれません。

実際に私は高校時代を思い返してみれば、そうだったと思います。

だからこそ、

自分を変えていくことにだけフォーカスすることが1番重要なのです。

「でも・・そんな体罰のある指導には耐えられません!」

といった場合もあるかもしれません。

そしたら、もう環境を変えるしかないと私は思います!

そんな環境こっちからおさらばした方がよっぽど良いです!

私の高校時代のように辞められない環境であるのならかなり悩むかもしれませんが、自分自身が変わって受け入れて行動していても限界を感じるのであればやめてしまった方が良いです!

が、それはあくまでも自分を変える努力をしているかが重要ですが。

環境を変えても自分が変わろうとしなければ現実は何一つ変わりませんので。

ここで1つ事例のご紹介!

あなたもきっとご存じにサッカー選手の三浦知良選手のお話しです。

「三浦知良」の画像検索結果

画像出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170112/540596.html

 J2横浜FCのFWカズ(45)が2日、スポーツ界の体罰問題について口を開いた。自身が静岡学園1年時の出来事を振り返り「授業をサボったら、柔道の顧問の先生に20発ぐらい殴られたことはあった」と明かした。それでも「それは自分が悪いわけだからね。納得していたというか、自分が情けなかった。いい先生だったしね」と、若き日の思い出の一端だったと強調した。

高校1年時に中退してブラジルに留学したため、同校での在籍期間はわずかだった。それでも、当時はひどい言葉を浴びせられた他の教師とも、プロ入り後の交流は続いている。

引用:日刊スポーツ

この文章を読むだけで、カズ選手は、あくまでも他に目を向けているのではなく、自分自身に対して目を向けていることが分かります。

「自分が悪い」

と思えることはすごいことです!

理不尽な体罰のあるような指導にせよ、まずは自分を見つめなおすことだけにフォーカスする。

それを教えてくれています。

相手を変えることはできません。

自分が良い方向へと変わっていくのです!

ですが、環境はすごく大切です。

本当に耐え切れないのどの暴力のあるような指導なのであれば勇気をもって環境をかえてみましょう!

その時は自分を変えると100%心に誓って!

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5.まとめ

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

私自身が体罰のあった指導に耐え切れずにサッカーを挫折してしまった経験があり、さらには、自分自身も理不尽な指導者へとなってしまって、それを必死に変えてきた経験から今回は筆をとらせていただきました。

では、今回の内容を最後にまとめてみたいと思います!

 

1.体罰があっても辞められなかった部活

 

2.体罰は暴力だけではなく、罰走や暴言も含まれる

 

3.体罰をする指導者は自分に責任があると思えていない

 

4.体罰から身を守るには、指導者に不満を抱かずに受け入れて、自分の成長にフォーカスする

 

今回の記事がキッカケで未来に向かってまた進みだしてくれる人がいることを心から願います。

あなたのスポーツ人生がより良いものへとなりますように。

それでは今回は本当にありがとうございました!

 

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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

松原秀文

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